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釧路の我が家に木を植えた。

仕事を忘れ、頭をカラッポにして過ごす釧路の休日。
釧路にいると時間がゆっくりと流れ、一日が長い。
退屈だといっているのではない。
東京にいると一日が短く、せせこまし過ぎる。
それゆえ、ゆっくりと流れる時間の豊饒さが愛おしい。



きのうお訪ねした「マルトミ造園」の方々が、
さっそく今日きて玄関前に木を植えてくださった。
木の根が思いのほか張っていたために、
6人がかりで大きな穴を掘り、
クレーンで樹を吊り下げて埋めていく。
想像していたよりはるかに大変な仕事である。



これが、ぼくが“一目惚れ”したヤマモミジである。
曲がりくねって「虚(うろ)」がある幹が気に入った。
姿からして生命力はあると思うのだが、
うまく根付いて
盛んに木の葉を茂らせてくれるようにと願ってやまない。
運が良ければ、秋には紅葉を見られるかもしれない。


造園屋さんがくる前に、
インターロッキングを敷き込んで、
裏庭から玄関に通じる舗道を完成させた。
その舗道を挟んで、
2本のクロフネツツジを植えてもらう。


クロフネツツジは「躑躅の女王」と呼ばれているらしい。
かなり枝を拡げ、成長するらしいので、いまから愉しみである。

ぼくは釧路が大好きである。
この街で四季それぞれの“風”を感じて暮らすことができれば、
人生にそれ以上を望む何ものもない。
つまりは「向上心がない」ので、
いつもかみさんには怒られてばかりいるのだが…。

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