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休暇の終わりはお名残惜しや。

釧路での休暇も今日で終わり。
明日は東京に飛んで、月曜日の朝に仙台に戻る予定。
「休暇」とはいいながら、
今回もほとんどゆったりすることはできなかった。
庭いじりやワックス掛けに追われ、忙しく過ごして体中が痛い。
でも気持はすっかりリフレッシュできたので、帰りたくない。
できることなら、このままいつまでも仕事を忘れていたい。


きょうは天気予報は悪かったのだが、
いい方に外れて一日青空が広がっていた。
お気に入りのロッキングチェアをウッドデッキに持ち出し、
この休暇で初めてのんびりした時間を過ごす。
蒲公英がいまを盛りと咲き誇り、
庭のヤチダモの樹は新芽を吹いた。


風が冷たく、肌寒いといえば肌寒いのだが、
こういうときは「爽かだ」とプラス思考で考える。


洗濯をして、部屋のフローリングにワックスをかける。
ロッキングチェアに揺られながら、
トレヴェニアンの「夢果つる街」を読む。
食事は三食ともに自炊。
夜はジンギスカンにした。
もうちょっと暖かくなれば、デッキで食べられるのに。


インターロッキングを並べてペーヴメントを作り、
木を植えて周りを囲って花壇のようにした。
隙間には砂利を敷き詰めた。
気がつくと、近所の猫が舗道の上を歩いていた。
土の上を歩けばよさそうなものだが、
猫にとっても歩き心地がいいのだろうか?
まだ直したいところはあるのだが、ここまでにしよう。
しばらくのあいだ、
釧路に帰ってくることは「土木作業」を意味していた。
次回は、
すべての「仕事」から解き放たれて、
心置きなくのんびりしたいものである。
できるだけ早く、もう一度帰ってきたいと思う。
仕事の都合さえつけば7月にでも帰ってきたいな…。


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