元プロの魚屋だから分かる、新鮮な魚を買うための新鮮な魚売り場ランキングはこちら。
新鮮な魚売り場ランキング1位、対面販売(有人販売)コーナー
新鮮な魚ランキング1位は対面コーナーです。
新鮮な魚を買うために、まずは対面コーナーに行きましょう。
対面販売(有人販売)コーナーはその日、そのお店で一番新鮮な魚が販売されています。
魚屋の力量が問われる場でもあります。
対面コーナーには匂いを隠せるモノがない為、傷んだ魚は並べられません。
新鮮な魚売り場ランキング2位、パックコーナー(姿の魚)
陳列スペースの問題や、対面販売が苦手な方(殆どの方がそうだと思いますが)向けに新鮮な魚も並びます。ただし前日からの魚も並ぶので、対面コーナーと同じような魚があったら対面コーナーの魚を買いましょう。
新鮮な魚売り場ランキング3位、パックコーナー(調理済みの魚)
パックコーナーで良く見かける調理済みの魚(鱗や内臓を取ってある魚)
食べれないほどではないけれど、腐敗臭がする為、調理された魚。残念ながらこういった魚も販売しなければ廃棄ロスが増えてしまいます。新鮮な魚本来の味ではありませんので対面コーナーの丸魚を買いたいですね。
普段調理済みの魚しか買っていないという方!本当のお魚の味ではありませんよ(笑)
新鮮な魚売り場ランキング4位、パックコーナー(タレ漬け、加工済みの魚)
新鮮な魚という意味ではこの辺から怪しくなってきますが、わざわざ新鮮な魚を手間暇かけてタレに漬ける魚屋はおりません。何故タレ漬けにするかと言うと(タレ漬けはお肉の方があてはまります)タレに漬けないと行けない理由があるから。
タレ漬けにすると色も匂いもごまかせます。
新鮮な魚売り場ランキング最下位、惣菜コーナー(焼き物、煮物になっている魚)
お惣菜コーナーではなく、魚屋さんの店舗の中でこじんまりと売られている場合、「怪しい」から「危険」(※1)に変わります。
鱗や内臓をとっても売れなかったり、タレに漬けても売れなかった魚達。
最後のチャンスである夕方のたたき売りでも売れなかった可哀そうなお魚ちゃんが行きつくのが焼き物・煮物。
焼いてしまえばなんとやらでは有りませんが、楽だから、便利だから、簡単だからという理由で加工済みのお魚を購入するのはオススメ出来ません。
ちなみに私は一匹丸の魚しか買いません♪
※1怪しい、危険は美味しくないという意味です。
※2上記の内容は全てのお店にあてはまる訳ではありませんが、魚屋、鮮魚店の大半がこのような形になっていると言わざるをえません。一部例外としてはブリやサケなどの切り身は新鮮な魚でも切り身に加工して販売します(一匹では売れませんからね)
新鮮な魚を買うには魚屋の気持ちになる必要があります。
魚屋は美味しい新鮮な魚を販売してお客様に幸せになって頂く事がミッション(使命、存在価値)です。
ただし、魚を販売して利益をあげなければなりません。
もし、あなたが魚屋ならどうされますか?
簡単です。
市場で安く仕入れた魚を、手間を掛けずに売れば良いのです。それも、在庫や廃棄ロスが無いように。
そんな事が出来れば全国の魚屋は儲かってたまりませんね(昔はけっこう儲かりました)
魚屋としては、なるべく手間を掛けずに(人件費や材料費を抑えて)魚を売ろうとしますが、それだけでは販売機会が足りない為、コストと手間、廃棄ロスのバランスを取りながら工夫しています。
一番手間のかからない方法である、市場で仕入れた魚をそのまま陳列して(出来れば調理も無しで)
売り方。逆に言えば手間をかけない分だけ一番利益がのっていないので、安くお買い得に新鮮な魚を購入する事ができます。
明日からは、対面コーナーの丸魚にチャレンジ!?
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