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「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」をようやく読み終わりました。

この本、上下巻で合計1400ページもあり、かなりのボリューム感でしたが、バフェットが数回も訴えられたり、嫁に浮気された挙句バフェットからもらったお金を浮気相手に横流しされてたり、ソロモンに手をだしたばっかりに苦労して築いた名声がご破算になりそうになったりと、バフェットの人生は波乱の連続だったのが分かって面白く読めました。

ところでこの本の中に九十八階という話が出てきました。

大金持ちとなったものの、有名になったゆえの世間からの批判にさらされて不幸感を感じているバフェットのCEO仲間に、バフェットはよく次のようにアドバイスしたそうです。

「1階から100階へ上がって、98階まで戻ると、1階から2階へ上がった時よりも不満に感じるものだ。だが、そういう気持ちは抑えなければならない。だってまだ98階にいるのだから。」



これ分かるわー。自分も最近似たようなことを思いついた所だったので。

あまりに生き急ぎすぎて、上ばかり見て生きていると窮屈に感じてしまいますね。

たまには息抜きに下をみる時も必要なんじゃないでしょうか。

特に少し歳をとったり疲れているときにはね。

「最上階から他の人々すべてを見下ろしている人間は、物事を正しい位置関係で理解しなければならない」

とも書かれていました。


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