前回までで粗方のことは書き終わりつつ、いよいよ今回で最終回となりました(予定)、オイル減り本当のまとめシリーズ。
そこまで需要はないだろうと適当に書いたのですが、なかなかのアクセス数で(驚)
もしかして、オイル過消費に悩んでいる方、結構いらっしゃったのでしょうか?
そうであれば、少しでもお役に立てれば幸いです。
私も、コメント頂いた方々に救われた立場ですので。
で、今回はA4・A5・Q5の2.0TFSI(CDNエンジン)でMY2010前後の中古車を狙っている方向けの記事を書くことにします。
内容はタイトルの通り、オイル過消費車輌というババ(ジョーカー)を引かないためにそれを見抜く方法です。
まずもっとも手っ取り早いのは、マフラー出口の汚れ方。
こんな感じで、ドロッとしたスラッジが焼き付いたような跡が多いものは、オイル過消費の可能性が高いです。
実際私も、300~400km/Lという最悪期においては、数十km走行するだけでマフラー出口がこのような状況になっていました。
これは、燃焼室に上がってしまった多量のオイルが燃え切らずに炭化(スラッジ化)し、それが排出されたものだと思われます。
これ、走行直後(汚れが付いた直後)に触ると、粘性があるのが分かるくらいです。
現に、とあるB8を乗り継いでいる方の話しでは、前期モデルで1,000km/L程度の消費率の際にはドロッとした汚れ方だったものが、後期モデル(オイル消費ほぼ無し)では粉上のカーボンが付く程度に変わったとのことでした。
このことからも、オイル消費が多ければ多いほど、排気に含まれるオイルの燃えカスが多くなるものと考えられます。
ただ、これはキレイに拭き取ってしまうと分からなくなりますね。
実際、こんな感じでキレイにしたりできますし。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html
(荒業でパイプユニッシュとかカビキラーなんてのも聞いたことありますが 汗)
そこでこの症状が出るくらいの距離を試乗させてもらえれば一番いいのですが、さすがに数十kmもブン回しての試乗はさせてもらえるお店はないような気がします(笑)
そこで次なるチェックです。
それは、スパークプラグの状態を確認させてもらうこと。
オイル過消費があると、電極付近に白灰色のカルシウム化した固形物が付着していることが多いようです。
また、圧縮抜けも併発している可能性が高く、その場合には電極付近の溝にカーボンが詰まっていることが多いようです。
「スパークプラグの状態を見せて」と言ったら断るお店もあるかも知れませんが、簡単に外せるCDNエンジンのスパークプラグくらいサクッと見せられないようなお店は、そもそも信頼できない(整備の腕が無い or 隠蔽体質)と思います。
それで見切りをつけるという意味合いも、あったりするわけです。
なお、これらのチェックは抜き打ちでやるべきです。
マフラーは既にきれいにされている可能性はありますが、プラグはお客が決まるまではおそらく換えていないところがほとんどかと思います。
それを事前にチェックしますと伝えれば、勘の良いお店は気付いてその前に換えてしまうかもしれません。
なので、少し意地悪な方法かもしれませんが、そこはサクッと抜き打ちしちゃった方が間違いないと思います。
ただまあ、整備士さんを用意しておいてください、くらいは言っておいた方がいいかもしれませんけどね(営業スタッフだけでは対応できなさそうですので)。
ちなみに私は、何も知識のない頃に憧れ&勢いだけA4を買ってしまったのですが、そこは埼玉県越谷市にあるロクデナシ業者でした。
名前は最高なスタイルだったりするんですけどねw
車検整備付で購入したのですが、一番驚いたのは整備時に入れたエンジンオイルとタイヤの状態。
エンジンオイルは三菱純正の鉱物油10w-30、タイヤの溝はセンター部分でスリップサインが露出していた状態でした。
エンジンオイルについてはもう笑うしかない状態でしたし、タイヤについてはある意味よく車検を通したなと感心したくらいです(笑)
今思えば、購入時に車高調を入れようとお願いしたのを、やたら必死であーだこーだ言い訳して断ったのも、腕も知識もなかったからなんでしょう。
A4にOPさえないライトのレベライザーが狂うとか、わけわからんこと言ってましたしw
また、買ってすぐに不具合が出てスッタモンダもしたのですが、その誠意のなさたるや山の如し。
少額民事訴訟くらいなら自分で手続きできるので提起してしまおうかとも思いましたが、その手間があったら整備に回した方がいいと判断し、引き下がってやりましたけど(笑)
ちなみにその埼玉県越谷市の最高なスタイルのお店、注意された方がよろしいですよ。
まあ、あるレビューで事の顛末を披露してやりましたけど(笑)
そんなこんなで、オイル減り本当のまとめシリーズ、これにて閉幕です。
全部をしっかり読む方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、全部しっかり読んで頂いた方もチラ見の方も含め、最後までお読みいただきありがとうございました。
んでは!
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