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このタイトル、完全に「釣り」ですね。すみません。本当に書きたかったのは容姿のことよりも、ウチのメイドさんの働きぶり。早いもので、我が家に新しいメイドのアミーが来てからもう2ヶ月。当初から感じてましたが、この子は実によく働く。

ネグロス島の山間部で生まれ育ち、実家の周囲で野菜を育てていたというアミー。300平米ある裏庭で、家内が植えた茄子やオクラ、パパイヤの世話はお手の物。一番たいへんだった芝生の手入れも、暇さえあれば早朝から大きなハサミでチョキチョキやってる。これ、暑いし腰痛くなるし重労働なんですよ。

家事の定番、掃除に洗濯は当然のごとくテキパキ。特に数日に一度は自分の判断で大掃除。大きな靴箱動かしたり、日本にいる時に家内が買いまくったコーヒーカップがたくさん入った食器棚も、丁寧に中身を取り出してピカピカ。揚げ物や炒め物ですぐに汚れるガスコンロも、しょっちゅう雑巾掛けしてくれる。

つい最近では洗車を頼んでみたら、タイヤもホイールも手洗いしてくれてました。洗車以外は全部自発的に気がついてやってくれるのがすごい。幼い弟や妹たちの世話をしていた長女のアミー。毎朝5時半には起きてたそうです。今頃お母さんは不便に思ってることでしょう。


唯一の弱点は料理。幸運にもこの家の亭主(つまり私)は料理好きで、自分でなんでもやってしまうので、この点は無理して不得意なことをやらずに済んでいます。

メイドさんについては、苦労してる日本人の話をよく聞きます。ロクに仕事せずにテレビばっかり見てるとか、ちょっと叱るとヘソを曲げてしまうとか...。だからフィリピン人は怠け者なんだと決め付けてしまうこともあるようですね。

でも私の知る限り、家内の友達や親戚の家で会ったことのあるメイドさんは、みんな人柄も良く働き者ばかり。アミーを紹介してくれた叔母さん自身もメイドさんで、これまたよく働く。初代メイドのカトリーナも決して怠け者ではありませんでした。ただ彼女は無断外泊が多すぎて、家内を怒らせてしまいましたけど。

で、やっと本題なんですが...アミーはバランガイの美人コンテストに出るほどの容姿。苗字が「モンテルデ」なのでスペインの血が入ってるんでしょうね。正統派のメスティーソ美人。日本人のお客さんが「まるでモデルさんみたい」と評したほど、手足がすらりとしたスレンダーボディ。

というのを実は最近意識し始めました。なんでかというと偶然フェイスブックでアミーのアカウントを見つけたのですが、プロフィールにコンテストに出た時の写真を使ってたんですよ。最初はアミーだと気付きませでした。メイクと衣装で女はここまで化けるのか? メイドなんかしなくても、他にいくらでも就職先が見つかりそうな気がするぞ。

そこへ行くと家内はさすがに手厳しい。時々アミーと笑いながら話をしても、用事を言いつけるときの口調は馴れを許さない毅然さですね。これはとても真似できません。


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