これがあれば後輪のみで巨大トルクを捌くのは容易い？ ～AMG C63 S クーペに搭載される電制リアディファレンシャル～

なんて美しいパーツなんだ。

小っ恥ずかしい表現ですが、これを見たとき素直にそう思った私。
これ、AMG C63 S クーペに搭載されるんですって。

（出典：http://blog.mercedes-benz-passion.com/2015/11/elektronisch-geregeltes-amg-hinterachs-sperrdifferenzial-im-c-63-s/）

この電制リアデファレンシャルですが、同じ系統であるAMG C63 Sのセダンやワゴンにも搭載されているものです。
これ、要は後輪の左右の差動分を調整するわけですが、それが電子制御で常に適切なトラクション配分となるように調整されるわけで、機械式のそれよりもさらに瞬時に行われるとのことです。

これがあるゆえ、このようなアツい走りができるわけで。


また、

• 高速走行時における車線変更や大きいスラロームをするシーンでの安定性
• 街乗りにおける操縦性の良さや快適性の向上
• 降雪時のような気象条件下での安全性

などに貢献している模様。

ゆえに、510PS/700Nmという巨大な力を難なく捌いてくれるわけです。

通常であれば、トルクがここまで大きいものを後輪のみで捌くのはドライバーのテクニックが相当要求されそうですが、AMG C63 S に搭載される電制リアディファレンシャルがあればその難易度はグッと下がるわけで。

そこら辺の懐の広さが、AMGとは言えメルセデスなんでしょうね。

それにしても、機能が一流のパーツって見た目もきれいですよね。

このパーツの写真、車以上にそそられる何かがあります。

ええ、もう変態ですよ。。

AMG C63 Sなんてとても買えた代物じゃないから、せめて電制リアディファレンシャルだけでも部屋のオブジェにしちゃおっかな～、なんて。

・・・嘘ですがちょっと本気で妄想していた、まだ先の長い火曜日でした。

んでは！