お金の価値を担保するのはその国の徴税権です。
つまり通貨の価値を増加・維持するには、国は税収が増えるように運営する必要があります。国も企業も、結局はうまく「経営」していかなくてはならないのです。
ところで、その税収は基本的にGDPに比例しますので、国の運営のKPIはGDPの増加ということになります。
GDPが大きければ、安全保障も外交も黙っていても勝手に相手がひれ伏してくれますから、なんにつけてもココが大事です。だから、新聞やTVでもGDPはいつも大きく報道されます。
日本が成長しなくなってから「国が成長しなくても質素に暮らせばいいじゃないか」なんて言う人もいますけど、そういう人は成長が止まると今ある安全・平等・権利・サービスが全部なくなるなんて、夢にも思ってないんでしょうね。
日本の政府債務が爆発的に増加しているのは、20年前にGDPの成長が止まって以来、本来提供してはならないレベルのサービスとインフラを借金で提供しているからです。
いつまで持つか分かりませんが、長期的に税収の増えない方向なら、JPYは価値を失っていくことになると思います。
それであれば、価値のあるうちに他のものと交換しておくことが、私たちに出来る唯一の対策だと思います。
ならばどういった資産に交換するのが得策なのか?はまた次回。
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