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2位は1位の単なる引き立て役

株と言うものは基本的にそのセクターでトップの企業を買うものです。
でもトップの企業の株価は大抵高いのです。しかしそれでもフェアバリューの2位の株を買うよりはいいです。

なぜかと言うと、考えてもみてください。
あなたが何かを買おうとしたり、あなたが会社で何かを導入する担当者だった場合、わざわざ2位の会社の製品を買いますか?

基本、買わないでしょう。つまりそういうことです。

トップはトップであるがゆえに、さらにトップたる地位を確固たるものとしていきます。
ウサギとカメの話はウサギが怠けるからカメが勝ちますが、ビジネスの世界のウサギは全力で走り続けています。怠けるウサギはいないと思っておいたほうがいいでしょう。

だからどの会社も、ある特定の分野だけでも、どんなニッチな分野でもトップになろうと日々精進しています。

時代が変わってその「特定の分野」に光が当たるようになった時、それは「イノベーション」と言われて業界に地殻変動が起こります。

こういう会社を高い打率で当てられるのが一流の投資家ですが、これに該当するのは、私は孫さんくらいしか思いつきません。


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