マツダCX-5日記。
ミナト自動車さんのブログで2年6万キロ走行したマツダ アテンザ スカイアクティブ ディーゼル(SKYACTIV-D)のカーボン固着を見て恐ろしくなり、専門家に確認したという話です。
ちなみに、私の2015年式、1万キロ走行したマツダCX-5スカイアクティブ ディーゼルは加速感の減少、燃費の悪化などはございません。
バリバリです。
カーボン蓄積 完全除去で吹け上がりとトルク感が復活!
発端はこちら。
自動車好きなら誰でも知ってる、ミナト自動車さんのブログ記事。
クルマを預けるならこういうショップにお願いしたいですね。
整備中にあれだけの写真を残せるのもスバラシイ。
ミナト自動車ブログ
マツダ アテンザ スカイアクティブ-ディーゼル。インテーク系のカーボン蓄積 完全除去。DSCで踏み込みました。
http://minato-motors.com/blog/?p=9900
この記事を要約すると下記になります。
・事象のマツダ アテンザの走行距離は約6万キロ
・オーナー様は購入時に比べ吹け上がりの低下、燃費の悪化を訴える
・ディーラー検査ではシリンダヘッド、インテークポート内のカーボン蓄積量が非常多いことを認識するも対策無し
・エンジンをばらすとEGRバルブ、マニホールドに大量のカーボン蓄積
・ミナト自動車でDSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)を実施、マニホールド等もクリーニングを実施
・吹け上がりやトルク感が復活!
上記のブログでEGR(排気ガス再循環)によるカーボン蓄積画像を見た感想は、、
「真っ黒やないけ!」
EGRという仕組みの名前程度は知っていましたが、この記事の写真はビビりました。
こんなに煤が詰まったら、確かにエンジンの性能もダウンするだろう。
ディーゼルに詳しくない人なら、誰でもそう思うはずです。
CX-5スカイアクティブ ディーゼルも数年走ると吹け上がりが鈍く、燃費が悪化し、トルク感も減少するのか。
ぶっ飛ばすことも出来なくなるのか。
ディーラーでそんな話は聞いてない。
と言うわけで、松田さんに聞いてみました。
ディーゼルエンジンのカーボンの堆積について
この度は、マツダオフィシャルサイトよりお問い合わせをいただきましてありがとうございます。また、CX-5をご愛用いただきまして重ねて御礼を申し上げます。
ディーゼルエンジンのカーボンの堆積につきましてはご心配をおかけしております。
このカーボンの発生につきましては、EGR(排気再循環)を使うエンジンでは、ディーゼルエンジンに限らずガソリンエンジンでも発生致します。
燃料として軽油を使用しこのEGRを多用するディーゼルエンジンではガソリンエンジンよりも発生が多く避けられない現象でございます。
ただし、発生したカーボンは通常の使用ではインテークマニホールド等の内壁への堆積~乾燥~剥離を繰り返し、最終的にほぼ一定量の堆積量に落ち着き、それ以上堆積することはございません。
これはこの情報の拡散元の方が6月14日に公開されたブログでも述べられておられる通りディーゼルエンジンでは一般的な現象でございます。
したがいまして、これによって走行性能や燃費、そしてその他の規制に影響を与えることはございません。
安心してCX-5にお乗りいただきますようお願い致します。
安心してください
マツダの問い合わせページから質問したところ、翌日に回答を得ました。
「ディーゼルエンジンのカーボンの堆積が走行性能や燃費、その他の規制に影響を与えることはない」
ミナト自動車さんが後に更新されたブログには「ディーゼルエンジンなら普通。もともとコレぐらいの煤・カーボンは発生します」と書かれていました。
しかしながら、今回の事象は”新車時の状態が発揮しずらい状態”とも。
若干すっきりしませんが、とりあえず安心して乗ります。
以上。
2016/07/04 追記。
すっきりしなかったので再度確認しました。
カーボン堆積に対するメーカーの見解
ブログの管理者の意図はこちらでも分かりかねるのですが、おそらくカーボンが一定量堆積した状態のことを言われているのではないでしょうか。
弊社では、あらゆる条件下で実検を積み重ねておりまして、EGR起因によるカーボンの堆積によって基本的な性能が低下することは無いと考えております。
安心してCX-5にお乗りいただきますようお願い致します。
安心しました。
コメント
コメントを投稿