少し前に、調子が悪いよとか直すの躊躇してるよってな記事を上げておりました、右側サイドミラーの折り畳みが不具合な件。
ふとあれこれ思い出し、試しにKURE5-56とグリースメイトを吹いてみたら無事に直りました。
どうやら、こういう駆動系のところに万能と思っていたシリコンスプレーを以前吹いたことが、不具合の発端だったようです。
何度も同じ動画を載せて恐縮ですが、そもそものそもそも的なものはこれを何とかしたかったから。
このドアミラーをたたむ時のカタカタ音、あまりにもカッコ悪くて(苦笑
で、ある時シリコンスプレーを吹いてみたんですよね。
というのは、このパーツ周りは樹脂部品が多い(ミラーの台座がもろにそれ)のと、駆動系の動きをよくするならシリコンスプレーってのが自分の中で思い込み的にあったわけで。
シリコンスプレーを吹いてしばらくはこのカタカタ音もせず、動きもスムーズでまことに調子がよかったわけですが。
しばらくしたら、これが発生。
・・・もっとダサイorz
もうね、これを手動でたたむのもどうかと思うんですよ。カッコ悪すぎ。。
直すの躊躇してるよって記事で諦めかけていたんですが、どうにもカッコ悪いのでヤフオクでリビルト品を探したりもしつつ、時が過ぎたわけですが。
ふと、思いついたんですよね。
こういう駆動するところって、滑りがよすぎてもダメなんじゃないかと。
機械とかの駆動部って、わりかしグリースとか使われていますが、これってある程度の粘性がある方が駆動力を伝えやすいからってことなんだろうな~って思いつき。
そんなこんなで、思い立ったが吉日。
早速やってみたわけですが。
まず、右サイドミラーの鏡部分を右下いっぱいに動かした後で、ミラー右下を直接手で押して、なるべく左上に隙間を多く作ります。
これくらいの状態に。で、下地作り的な意味合いでKURE5-56を吹きます。
ターゲットはもちろん、付け根付近(左下側)にある駆動部です。
で、乾いたころ合いを見計らって、、
グリースメイトで追撃してみました。
その結果、、
こんな感じでひとまず直ったわけです。
あとはまあ雨の日にどうかってところなんですが、グリースなのでおそらく大丈夫でしょう。
ま、しばらく様子を見てみますし、調子が悪くなったらまた同じことをやるのみです。
というわけで、今回学んだポイントとしては、、
- 駆動系の機構は、シリコン系の潤滑剤で滑り過ぎることが却ってよくないこともある
- 駆動系の機構の性質や用途に応じて、オイル系やグリース系など粘性の合うものをチョイスする
それにしても、こういう細かい不具合って気づいたときは憂うつなんですが、メンテして調子がよくなったり克服したりすると、なかなか嬉しいもんです。
乗れば乗るほど愛着が沸くものですが、メンテで沸く愛着の方がもしかしたら大きいのかもしれませんね~。
と、そんなこんな考えている今日この頃でした。
んでは!
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