この駆動機構である『4MATIC+』について、どんなメカニズムかずっと気になっておりました。
この度、そんな記事を見つけましたので、さっぱり分からないドイツ語をGoogleさんに訳してもらいながらネタにしたいと思います。
ちょっとよく理解できない(英語のように推測もできない)ため、もしかしたら間違って書いているかもしれませんが、そこはご容赦をm(_ _)m
気付いた時点で訂正しときます。
まず、写真で見た感じから。
物理的には、トランスミッション(9G-MCT)の後ろにあるトランスファーケースが、4MATICの機構に当たります。
これは、従来の4MATIC(縦置きエンジン@MRAプラットフォーム)でも同じですね。
中身は変わっているのかもしれませんけど、その位置や形状はそれほど変わっている印象はなく。
今回気になったのは、リアデファレンシャル。これ、左右にただ割り振るだけのLSDでしょうか?
それとも、ここにもトルク配分を割振るカップリングのようなものが仕掛けてあるんでしょうか??
もしトルク配分も割り振るとなると、リアデファレンシャルだけで前後に左右にあちこち差動効果を発生させて、すごいことになりそう。。
ちょっとこの辺が謎だったりします。
で、引用元からのネタになりますが。
これまでのメルセデスの4MATICは、デフォルトの前後トルク配分が45:55(モデルによっては31:69)から、走行状況に応じて可変的にその前後トルク配分の割合が変わるものでした。
ところが今回の『4MATIC+』は、それを超えて「無限に可変的にフロントアクスルとリアアクスルにつながる」とされています。
また、「ドリフトモード」というものも用意されているようです(AMG E63 S にて)。
具体的な数字がないので私の憶測になりますが、ことさらにそれを強調しているということは、100:0~0:100(完全な前輪駆動から完全な後輪駆動)までカバーできるようなメカニズムになっているのかなと。
ともすれば、クラッチを完全に切ることが機構上難しく、95:5~5:95くらいの前後トルク配分の可変域になっているかもしれませんが、ここまでくればほぼほぼ前輪駆動~後輪駆動とはみなせます。
あくまで私の憶測の域を出ませんけど、そんな感じのメカニズムなのかな~って思っているところです。
この4MATIC+、将来的にどこまで展開するんでしょうかね?
AMGモデルのみか、全AWDモデルに展開するのか。
まあいずれにせよ、縦置きエンジン用のMRAプラットフォームでの採用になるのでしょうけど、その辺に興味があります。
というのは、ここまで自在に前後輪のトルク配分を変えられるとなると、ドライブモードでそれを選択できそうだからです。
その辺を組み合わせてドライブモードをセレクトすれば、同じクルマでも色々と乗り味の変化を楽しめるんじゃないでしょうかね。
また、路面状況や気象データなんかと組み合わせて、より最適な駆動形式を選択することにより、ドライビングプレジャーを損なうことなく安全で、さらに低燃費にもつながる可能性も高そうです。
まあ以前から、そんなことをウダウダ考えてはいるんですけどね↓↓↓
FRベースのAWD(全輪駆動)はさらにインテリジェントになる可能性を秘めている ~コネクテッド・パートタイム4WDの大妄想~
そんなこんなで。
日進月歩の技術の進化により、ますますこれからはAWD(全輪駆動)の時代となっていくことと思います。
んでは!
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