私的フィリピン美女図鑑 サウンド・オブ・パラダイス
今週の美女図鑑です。
このイラストは、最初に南国風景のイメージが先にありました。それもフィリピンに初渡航する前の1990年代に、一度イラストとして完成させたもの。つまり本物は一度も見たことなしに、写真や想像だけで描きました。文字通りの絵空事。タイトルは何となく頭に浮かんだ「The Sound of Paradise」という言葉。特別な意味はありません。
それでも割と気に入っていて、時々描き足したり。何年経っても、追加や修正が簡単にできるのが、デジタルの良さですね。(と同時に弱点でもありますが)
何度目かの修正を加えたものをSNSにアップしたところ、友人が目敏く見つけて、Tシャツにできないかとのご要望。この方は日本在住で、仕事も子育ても忙しい中、わざわざ私たち家族に会いに、観光地でもないシライまで海外渡航。そのお礼として、7色に分版してシルク印刷したオリジナルTシャツを、謹んで贈呈しました。
それから2年。
その構図を利用して、女性を組み合わせたら面白いかも、と思い立って描いてみたのがこれ。骨格になる構成はそのままにして、個々の要素を、フィリピンに移住してから身の回りで見たこのとある動植物に置き換えて、ディテールを描き込みました。
最初の作品に比べると、女性も含めて表現はずいぶんリアルに。ここまでやっちゃうと、良し悪しはともかく、まったく別の作品ですね。パソコンの性能もずいぶん上がったし、描画アプリも何回ものバージョンアップ。素人の趣味ながら経験値も20年分追加されたので、そうもなるでしょう。
それにしても、高校生のころは松本零士さんの影響で、宇宙戦艦ヤマトのスターシャや、銀河鉄道999のメーテルみたいな女性ばかり描いてたのに、この頃はフィリピンに住んでいるせいか、肉感的で肌は浅黒く、瞳パッチリが好みに。細身・色白・切れ長の目とは真逆もいいところ。
ということで、この一枚も「フィリピン美女図鑑」に加えることにしました。
過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。
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