この前の記事でちょっと書きましたが、このたび持家を売却しました!
売ろうと思った理由ですが、自分としてはめずらしく(?)損得勘定では無く、ライフプランというかそういう理由がメインです。とはいっても損得勘定は身に染みてるので、普通の人よりはあったと思いますが(^人^)
そこでその過程でいろいろあったことをせっかくなので暇を見つけてちょこちょこ書いていこうと思います。
では早速はじめたいと思います!
最初に思い立ったのは実はかなり前の 2010 年 7 月某日でした。
自分は優柔不断だけど一度決めたら行動が早い、とよく言われる。すぐに All Aboutで不動産仲介についての基本を調べてみた。
All About には濃い情報は載ってないけど、初心者向け情報はよくまとまっているので、初めてのジャンルを調べるには便利。
読んでいくと、不動産仲介というものは買主、売主から成約金額の各 3 % + 60000 を受け取るという商売らしい。
つまり業者側から見れば、自分で買主、売主の両方を見つけることが出来れば、6 %+ 12 万円が入ってくる。仮に 3000 万円の物件だったら一件で 200 万円近くの収入。すごい!( ゚o゚)
しかしこれはあくまで理想的なケースで、物件情報を見た他の業者が手持ちの客を連れてくることもありうる。
その場合は客付けしてきた不動産屋が片方の 3 %+ 60000 を受け取る権利がある。
前者を”両手”、後者を”片手”といいます。
不動産仲介というのはこういうビジネスなんですね!
次に実際に売却を頼む場合の仲介契約は大きく分けて「一般」「専任」の二種類あることが分かった。
一般の場合は売主は複数の不動産屋さんへ売却を依頼できるが、専任だと契約終了までの 3 ヶ月間、頼んだ 1 社のみとコンタクトしなくてはならない。
と言うと、専任は売主にとって制限が増えるだけで損のような気がするけど、専任の場合は不動産屋さんは「レインズ」という不動産屋専用サイトに物件を登録しなくてはいけなくなる。
レインズに登録された物件は地域内の全ての不動産屋がリアルタイムに見るので(新着ニュースが一斉送信されるらしい)もしそれを見た不動産屋の中で条件に合った客がいれば、すぐに売買チャンスが生まれる。
このため短期間で成約する可能性が広がるという大きなメリットがある。こうやって高価格な不動産でも流動性が高まる仕組みになってるんですね!
なおこれにより専任であれば売主はどこの不動産屋に行っても大して結果は変わらなくなる。
どうせ一般でも専任でも売主が払う手数料は変わらないなら、専任のほうが楽で良さそうだ。
・・・というのは売主側から見た場合で、株の場合と同様、物事はいろいろな視点から考えてみなくてはならない。不動産屋側から見た場合も考えてみよう。
まず一般契約の場合ですが、あまり業者は真剣に営業したくないと思う。
だって仮に経費を掛けてチラシなどで広告しても、それを見た違う業者が手持ちにピッタリな客を持っていたら、売主のところに自分で行って一般契約を結び、両手の手数料を取ってしまうかもしれない。
となると、もし自分が業者だったら一般契約の物件は、たまたまピッタリの客が来たら紹介する、という程度のサイレント営業しかしたくないと思う。
一方、専任の場合は売買は必ず自分を通されるので、売主からの片手 3 %はまず確定。
その上で、もし自分で営業して買主も見つけられたら両手になるので、これなら経費を掛けて一生懸命営業しようと思うもの。
従って、業者にとっても、売主にとっても、専任の方が良さそうだと思いました。
このへんまで読んで、よし!じゃあそろそろ All About は卒業して、少し濃い目のブログや掲示板だな!と思って巡回し始める。
すると出てくる出てくるダークな話・・・
次回に続く。
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