私は早合点してCPUを換装しましたが(Core2Duo T5500 → T7200)、実は換えなくてもよかったことが判明しました。。
キーポイントは、CPUが「NXビット等」に対応しているかどうか、、だそうです。
正確には、PAE、NX、SSE2の3つのことで、マイクロソフトでは以下のように説明しています。
PAE、NX、SSE2 とは
対象製品/分野: Windows 8.1
物理アドレス拡張 (PAE)、NX プロセッサ ビット (NX)、およびストリーム SIMD 拡張機能 2 (SSE2) は、プロセッサの機能で、Windows 8.1を実行するために必要です。
- PAE によって 、対応するバージョンの Windows では、32 ビット プロセッサが 4 GB を超える物理メモリにアクセスできるようになります。このことは NX の前提条件です。
- NX により、プロセッサを利用して悪意のあるソフトウェアによる攻撃から PC を保護することができます。
- SSE2 は、サード パーティのアプリやドライバーでよく使用されるようになってきたプロセッサの命令セットです。
これ、Windows8.1が対象なんですが、実はWindows10にアップグレードするための要件でもあるようです。
ところが、Windows10のシステム要件は、以下のような表現でしかありません。
- プロセッサ:1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
- メモリ:32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
- ハード ディスクの空き領域:32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
- グラフィックス カード:DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
- ディスプレイ (画面解像度):800x600
これだけ見ると、結構古いプロセッサ(CPU)でもいけちゃうことになります。
が、先ほどお話しした通り、NXビット等に対応している必要があるんですよね。
なので、NXビット等が作動要件となっているWindows8.1はさておき、Windows7から10にアップグレードしたい私のような人間は、困っちゃうわけで。
そんなこんなで、NXビット等に対応しているかどうかってのを手っ取り早く調べる方法を見つけました。
それが、CPU-Zというユーティリティや、以下のWEBサイトで調べる方法です。
http://www.cpu-world.com/CPUs/CPU.html |
調べ方は簡単。
この画面から下にスクロールして、該当するCPUを見つけます。
T7200はこんな感じです。
で、下にスクロールしていくと、、
こんな画面に遭遇します。
で、ご覧のように「Features」に『NX/XD/Execute disable bit』と表示されていれば、NXビット等に対応しているとのこと。
これが、Windows7から10にアップグレードする際に案外障壁になっている「CPUがサポートされていません。」という冷たい一言に対する反論材料です(笑)
んで、せっかくなのでT5500も調べてみると、、
・・・NXビットに対応してやがる!(爆)
そんなオチをかましつつ、CPU要件は満たしていることが確認できました。
ところが、やはりタスクバーに表示されたWindows10へのアップグレード通知から確認しても、相変わらず「CPUがサポートされていません。」と冷たい一言が消えず。。
さて、どうしたものか。
というわけで次回は、四苦八苦しながらも私が成功したWindows7から10へのアップグレードをどのように行ったか書いてみようと思います。
http://audi-importcar.blogspot.com/2015/10/pcwindows710-0x80070003-0xa0019_10.html
んでは!
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