これに比べてフィリピンは100位にも入れず、125位で「72歳」。家内の家族や親戚では、義母が63歳、叔父が69歳で亡くなりました。私たち家族が移住してもうすぐ3年。4回ほど葬儀に参列しましたが、印象としては統計の数字より、もっと早くに亡くなる人が多い気がします。
義母は末期癌で、本人と家族の希望で薬物治療を途中で止めて、入院してから3か月ほどで死去。叔父は心臓発作で自宅で倒れ、病院に搬送されましたが間もなく息を引き取りました。この二つはとても対照的かつフィリピンでの代表的な死因で、病院で何か月も苦しむ頻度が高い癌と、発病したらあっという間に死んでしまうケースが多い心臓発作。
そしてつい先週のこと、毎朝「おはよう」を言い交わしていた隣人のご主人が急逝しました。享年53歳で私と同じ歳(!)。親戚のバースディ・パーティに招かれて、久しぶりのダンス中に心臓発作に見舞われて、その場で亡くなったそうです。
さらに今日、家内の親戚(父の従兄弟の娘さん)がもう危ないとの連絡が入って、隣街バコロド最大の総合病院リバーサイド・ホスピタルにお見舞いに行ってきました。こちらは義母と同じく末期癌。
病院から帰った家内としみじみ話をしましたが、やっぱり長患いせずに隣の旦那さんのように、コロっと死にたいものですね。さすがに53歳は早過ぎとは言え、フィリピンの平均寿命ぐらい生きられたら、もう後はあっさりサヨナラがいい。
私も家内も、そんなことを考える年齢になってしまいました。そう言えば、私の両親が今の私の年齢ぐらいの時に「もう人生の黄昏時やからなぁ」とポツリと呟いてました。ただしこの二人、もう今年で80歳になりますが日本で元気にしてます。
旦那さんの棺が安置された隣家
家内の親戚が末期癌で入院しているリバーサイド病院
出典:SkyscraperCity
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