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きょうから編集を中断して再び旭川ロケ。
ところが。
主役の社長がぎっくり腰で動けなくなってしまい、
今回撮る予定だったクライマックス・シーンは来週以降に持ち越さざるを得なくなった。
これはエライことですよ。
(知っている人はたぶん五十の声を聞いているはずの、実にお古いフレーズですが…)

なにせ、他のいろいろなことがすべて予定より遅れ、
撮り残しが山のようになっているうえでの思わぬアクシデント。
今回の番組は、まだ事態が“決着”をみるまで撮れてはいないのだ。
だから、番組として成立させるためには、来週もまたロケをしなければならないことになった。
なんやかやで、来週いっぱいは編集室を留守にすることになりそうだ。

今週の土曜日にロケから帰って、土日のあいだにともかく第一稿だけは仕上げようと思っている。
そして、再び編集作業を中断して、ロケ。
来週の土曜日に最終(にしなければならないのだが…)のロケを終えて帰ってきてから、
残された編集期間はわずか一週間しかない。
1時間のドキュメンタリー番組であることを考えれば、これはいかにもキツイ。
しかし、この世界には締め切りを破ることなどあり得ないので、
どうにか与えられた期限内に一定の品質を持った“商品”として着地させるしかない。

…繰り返すが、エライことになった。
しかし、とかなんとか云いながら、なるようになるさ…と開き直っている自分がいる。
この世界で30年も飯を食っていると、大概のことには驚かなくなるのだ。
言い換えれば、非常事態を愉しんでしまえる図太い神経がないとこの商売は務まらない。
今回はエライことになった。
そのぶん、最後まで楽しませてもらおうと思っている。



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