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原発事故

“遺作”「下神白団地の人々」は今夜放送です。
waled b 13 2月 2016
今夜はぼくが NHKのディレクターとして作った最後の番組が放送される。 原発事故で住み慣れた家を追われ、 いわき市の復興公営住宅で暮らし始めた人たちの物語だ。 福島県営下神白(しもかじろ)団地。 ちょうど一年前、去年の2月に入居が始まり、 200世帯337人が暮らし始めた。 事故...
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原発事故から5年の「理科・社会」
waled b 12 1月 2016
放射線防護学者の安斎育郎さんの著書に 「原発事故の理科・社会」(新日本出版社)というのがある。 端的にして絶妙なタイトルというべきで、 原発事故の全体像は 「理科」と「社会」の どちらの視点が欠けても見通すことができない。 それは、福島の取材を続けてきたぼくの実感でもある。 まも...
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帰還困難区域の現実
waled b 19 10月 2015
放射線防護学者の 安斎育郎さん ら 「 福島プロジェクト 」のメンバーとともに、 先週金曜日(16日)、浪江町の津島地区に入った。 津島地区は福島第一原発から北西方向20〜30km圏に位置し、 全域が「帰還困難区域」に指定されている。 ぼくはテレビをほとんど見ない人間だから知らな...
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ETV特集「帰還への遠い道」(作者解題)
waled b 18 9月 2015
明日の夜、ぼくの最新作「ETV特集 帰還への遠い道」が放送される。 福島県楢葉町の避難指示解除(9月5日)に至る過程を追ったもので、 2月に放送した「ETV特集 住民帰還」の続編である。 福島県双葉郡楢葉町 避難指示解除を祝うキャンドルナイト(9月4日夜) 9月5日午前0時をもっ...
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安斎育郎さんの「時を超えた民主主義」
waled b 05 6月 2015
放射線防護学者の安斎育郎さんにお話を聞いた 「こころの時代 福島を支えるということ。」が 明後日7日の早朝(午前5時!)、Eテレで放送される。 先日、「ETV特集」で 安斎さんらを主人公にした「終わりなき戦い」を放送したが、 この人にはぜひ一度じっくり話を聞いてみたいと考え、 別...
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ETV特集「終りなき戦い」今夜の放送です。
waled b 18 4月 2015
 一年がかりで撮影してきた最新作、 ETV特集「終りなき戦い 〜ある福島支援プロジェクトの記録〜」が 今夜11時から放送される。 放射線防護学者の安斎育郎さんら、 放射線への不安のなかで暮らす福島の住民を支える ボランティア集団「福島プロジェクト」の活動を追ったものだ。 メンバー...
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「住民帰還」への遠い道
waled b 05 2月 2015
繰り返し書いてきていることだが、 ジャーナリズムの現場にいる者のはしくれとして、 ぼくは今回の後藤健二さんの問題を無視はできない。 後藤さんたちの命をあたかも生贄に捧げるようなかたちで 日本の国を危険な方向に導こうとする目論見を座視し得ない。 しかし、その一方で、 ぼくはぼくの「...
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「福島」に寄り添うということ
waled b 04 9月 2014
春以来、 放射線防護学者の安斎育郎さんを中心とした 「福島プロジェクト」の活動を撮り続けている。 断片的には放送しているが、 いずれかの時点で一本にまとめようと考えていて、 定年までに果たさなければならない「宿題」のひとつだ。 「福島プロジェクト」は、 月に一度、二泊三日で福島を...
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福島から生まれなかった「ゴジラ」
6月に3年間の仙台勤務を終えて東京に戻ってきて、 7月から毎週の福島通いを続けている。 なんのことはない、 仙台から行くか東京から行くのかの違いだけで、 やっているのは転勤前と同じことである。 最近の主戦場は福島南部のいわき・楢葉なので、 上野からスーパーひたちで通う方がむしろ便...
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“遺作” 「原発事故が奪ったものは」明日放送
waled b 19 6月 2014
火曜日に東京に着任、 以前と同じ「ETV特集」を手がけることになった。 顔見知りの後輩がわざわざ挨拶に来てくれて、 それはいいが、 「3年間のお勤め、ご苦労様です」という言い草は なんとなく「転勤の挨拶」のようではない。 火曜、水曜とデスク周りを片付けて、 きょうは中三日で再び仙...
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「福島に住んではいけない」のか?
waled b 18 5月 2014
ぼくは福島県の桑折町(こおりまち)を取材していた。 桑折町は福島県北西部に開けた農村地帯、 桃や林檎など果実の栽培が盛んな美しい郷だ。 原発事故の前は、 この町で採れた桃を 毎年天皇家に献上していたというのが自慢である。 いま桑折町では除染が始まっていて、 果樹園と境を接して仮置...
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山岡士郎はなぜ鼻血を出したのか
waled b 06 5月 2014
次回作の取材のため、一ヶ月余り全国をまわっていた。 福島原発事故から4年目を迎えて、 被災者がいまどういう思いでどんな生活を送っているのか、 あらためて知りたいと考えたのである。 双葉町の自宅に半永久的に戻れなくなった人から 被ばくを避けようとして沖縄に避難した人まで、 生活も放...
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釧路で福島について考える
きのう釧路に帰ってきた。 7月以来だから3ヶ月ぶりということになる。 暗くなってから着いたのでよく判らなかったが、 今朝起きて確かめると、 春に植えたモミジが半ば色づいていた。 どうやら日当たりのいい部分から染まるようだ。 風が強いがよく晴れた日で、 どこにも出かけず我が家でのん...
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