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一昨日、会社に出たらいきなり喉が痛くなった。
どうもオフィスに性質の悪いウィルスがウヨウヨしているらしい。
そう思ううちに体が怠くなり、頭が重くなり…
昨夜は忘年会だったのだが失礼をして、今日は家でゴロゴロしている。
仕事が一段落したので、できれば海に潜りに行くつもりだったのだが、これではちょっとできない相談。
どころか、映画を観に行くのもちょっとツラくて、何をする気にもならないでいる。
息子もきのうから風邪で寝ていて、かみさんは元気に仕事に行っているが、男どもは全滅のていたらくだ。

若い頃から、一仕事終わると体調を崩すことが多かった。
緊張感が解けたところに、病魔(といってもせいぜい風邪くらいだが…)が入り込むのだろう。
仕事が終わると温泉(二十代を過ごした釧路であれば、阿寒か養老牛、菅野温泉など)に静養に行って、
一日か二日、ゆっくり本を読んで帰ってくるという、かなり爺むさい若者だった。
番組を作っているときはテンションを高く維持しているので、その「リバウンド」がくるのだろう。
そして、次の仕事にとりかかると、体調の悪いのはいつのまにかどこかに吹っ飛んでしまう。

そのリバウンドが年を追ってきつくなってきた。
本人はいつまでも若いつもりでいるのだが、どうもそうでもなさそうだ。
いささか情けないのだが、ま、五十代ももうじき半ばだからね…しょうがないか。
一日か二日寝ていれば治るのだから、よしとしなければならないのだろうが、時間がもったいないなあ…。
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