長野県の伊那市に出張中。
不況のどん底で苦しむ中小企業の経営を支援する
地元信金と
コンサルティング会社のプロジェクトを撮影。
いまは「巨大病院建設」問題のロケ中だが、
その番組のリソースを“流用”して、
次回作のロケを前倒しで始めたわけである。
リーマンショック以降、
年商が3〜4割落ち込んだ企業が普通だという
苛酷な時代の生き残りヘの模索を見つめたい。
さて、伊那といえば「ローメン」である。
これは蒸した麺を
マトン、キャベツと一緒に油で炒めたもので、
なぜかこの町にしかないという名物料理だ。
ぼくは以前に一度食べたことがあって、その時の印象では「一度でいい」(笑)のだが、
せっかくだから話の種にとスタッフを誘った。
町の中心部にある「うしお」という店で、人気店なのだろう、混みあっている。
以前食べたものに比べれば脂っこくないので大盛り(610円)をペロッと食べたが、
やっぱり三度目はもういいかも…。
スタッフの意見も概ね「ローメンは一度に限る」というものだった。
伊那の人たちがこの決して趣味のいいとは思えない食べ物を偏愛するのは不思議だが、
(伊那のバスターミナルの売店には、お土産用のレトルトのローメンが置いてあったりする)
広島育ちのぼくが
ときどき無性にオタフクソースを塗りたくった「広島風お好み焼き」を食べたくなるのと一緒なのだろう。
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