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渋谷「鳥金」の夜は更けて…

きょうから編集開始。
といっても、
まだロケが残っているので、
撮影したビデオを少しずつ見始めたところ。
本格的な編集は来週月曜日からとなる。
編集が始まると、
必ず顔を出すのが渋谷駅南口の「鳥金」、
宮崎地鶏の店である。
もともと編集マンの“堀ちゃん”と
煙をもうもうと噴き出している店があるので
面白がって覗いてみたのが最初だ。
こじんまりとした、
お世辞にもきれいとは云い難い店で、
めちゃくちゃ旨い…とまでは云わないが、
なかなか美味しくて、しかも安い。
サーファーらしい真っ黒に日焼けした主と、
若い衆の二人で切り盛りしていて、
店の中にはいつも煙と活気が充満している。

ぼくたちは、いつも決まって地鶏焼きの「中」と鶏肉のたたき、それに冷奴やもろきゅうなどを頼む。
酒はビール(「一番搾り」の瓶)と芋焼酎、
専ら仕事の話をしながら飲んだくれるのが中年男のならいだ。
いまどき渋谷で、一人3千円台でしみじみシアワセになれる店というのは貴重である。
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