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入院したくなる(?)病院



4月1日に開院した北秋田市民病院。
1日に入院患者が移ってきて、
きょうはいよいよ外来が始まる日である。

この病院は人里離れたところにあるが、
逆に云えば「豊かな自然に包まれている」わけで、
空港に近く飛行機の窓から見える姿は、
リゾートホテルとしか思えない。
病院に隣接したところには、
森と湖の「北欧の森」公園が広がっている。







そう考えると、
この病院のデザインが「北欧風」であることに
今更ながら思い当たる。
ビビッドな色使い、
シャープな機能美はまさに「北欧風」。
コンセプトとしては一貫している。
だから、これはとてもいい建物だと思う。
それで採算が取れるかどうかは別問題だが…。






320床中で使われているのは177床だから、
病棟には当然ながら空室が目立つ。
でも、デザイン的には素敵で、
病棟は湖沿いにRを描いて作られているから、
窓からの景色は抜群。
ぼくは幸福にも頑健な性質で
いままで一度も入院したことがないのだが、
もし入院することになったら
この病院なんていいな…と本気で思う。
少なくとも、
ぼくが仕事で泊まっている
ビジネスホテルより遙かに居心地がよさそうだ。
どうせ空いているのだから、
なんとか安く泊めてもらえないだろうか…(笑)。





午過ぎまでロケをして、十和田に走る。
先日は雨に煙って見えなかった十和田湖が
くっきりと見えた。
美しい、雰囲気のある湖である。
湖から十和田に行く途中の奥入瀬渓谷も
魅力的なところだ。
愛妻家(恐妻家ともいう…)のぼくは
一度妻をここに連れてきてやりたいものだと思った。
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