2004/10/01から2010/08/29現在までの投資成績
今月のMY基準価額 : 18647ポイント
今月までCAGR(年平均成長率):5.19%
今月は急激な円高だったにもかかわらず、ゴールドが踏ん張ってくれたおかげで資産防衛はなんとか成功。
また株のほうも、ちらほら面白い価格を眼にすることができるようになってきたが、中国株はボラティリティが高く、ちょっとお手頃と思って飛びつくと痛い目にあうので、かなり下に指値を入れて「見」の一手。
日本株の方はもう1年以上ウォッチしてる銘柄があるけれど、この軟弱な地合いの中、どんどん上がっており、まったく手が出ない。どうなってるんだこの株は!
まあ自分が日本最後の成長株と思ってるので、多分みんなも思ってるんだろうな・・・。
さて今月、ついに2010年のGDP世界ランキングで、中国が日本を逆転することが確定したという。予想されていたことだけれど、問題は、比較に使う通貨は普通ドルなので最近の円高で相当嵩上げされているにもかかわらず、抜かれたということだと思う。
つまり、仮にこれから日本が円安になったら自動的に差が広がるし、円高になれば当然、中国の競争力がさらに強まり、差が広がることになる。
ということは、これはもはや抜きつ抜かれつというレースではなく、一方的に中国の背中が見えなくなっていく可能性が高い。本当に残念だ。
もっとも数字の上ではそうだが、実際の産業分野では一朝一夕に日本に追いつくことは難しい。たとえばクルマ。見た目は立派でも、中身はこんなこともある。
中国のトラックの場合。
日本車の場合。
しかし、最近の中国車の中にはかなりまともなものも出てきた。
今はまだ中国の産業界は玉石混交であり、本当に怖いのはコンプライアンス、技術、ファインナンスで底上げがされてしまったときである。政治での狡猾さでは比べるまでもないし、そうなったら本当に怖い。
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