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昨日は一日雨に祟られて、
一足遅く釧路にきた妻とともに家の中でのんびり本など読んでいた。
きょうは天気が回復してきたので、即、手分けして家の内外の手入れを始めた。
ぼくの仕事は玄関前や裏庭にブロックを敷くことで(写真1枚目)、
過去ログを読み返してみると4年がかりで少しずつ進めてきたことが判る。
我ながら気の長い話で、去年からはブロックの歩道も作り始めた。
ひと冬を越して土の凍結と緩みを経た歩道(写真2枚目)は
セメントで目地を入れていたのが外れてデコボコになってしまったが、
寒冷地ではやむをえないことだと諦めて、延長していった。
ブロックを敷いた場所には雑草が生えないので、
夏のあいだ放置していた家が雑草に埋もれないですむというのが、
何年もかけてこんなことをやっている第一の理由である。
もっとも、しぶとい雑草たちは、
ブロックの僅かな隙間を見つけては旺盛な自己主張を始めるのだが。

玄関の前に小さなエゾエンゴサクの花が咲いていた(写真3枚目)。
青紫の可憐な花は、この土地で春を迎えて最初に咲く花のひとつである。
玄関先には土地の前の所有者から受け継いだ躑躅の灌木があって、
毎年ゴールデンウィークの頃に咲くのだが、今年はまだ蕾だ(写真4枚目)。
ぼくはこの季節に釧路に帰ってくることがほとんどないので、
この躑躅が咲くのをもう十年以上見ていない。
今年は見られるかと期待していたのだが、ちょっと残念である。

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