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新しいカメラを買った。
SIGMA DP2 merrillである。
入院・手術の保険金が思っていたより多く出て、
妻はいくぶん気が大きくなっている。
そこをすかさず交渉して、カメラを買う許可を得た。
気が変わらないうちにと、
翌日さっそくヨドバシカメラで買い求めた。
最近はぼくも買い物が上手くなって、
価格.comの一覧表をプリントアウトして持参、
ポイントを入れての話だが
最安値を下回るところまで値切ることに成功した。

もともとSIGMAのDP1を愛用してきた。
いまから5年前に発売されたカメラで、
APS-Cサイズの撮像素子を搭載した
いわゆる高級コンパクトデジカメの走りである。
デジカメの写りは何よりもまず撮影素子次第、
独創的なFoveonセンサーを積んだDP1は
このカメラ専用に設計された
28mm相当の広角単焦点レンズの性能とあいまって、
他とは一線を画す描写性能を誇っていた。
何かと使いにくいカメラでもあったが、
その後に手に入れたOlympus Pen Liteや
Fujifilm X100に比べても、
「写り」はSIGMAが図抜けていたように思う。
最近では
操作性がよくレンズもf2と明るい
X100にメインの座を奪われていたが、
去年の秋に鳴子峡の紅葉を撮ったときに、
あらためてDP1の凄みのある描写力を認識した。

DP2 merrillは去年秋に発売されたもので、
45mm相当の単焦点標準レンズを搭載している。
より改良されたセンサー(Foveon merrill)を積み、
レンズもf2.8と明るくなった。
懸案の使い勝手もかなり改良されているようで、
広角のDP1と組み合わせて、
旅行などには2台のSIGMAを持ち歩くつもりだ。




写真の光学ビュー・ファインダーはDP1のもので、
格好がいいから付けてみただけで実用にならないw
 
ところで、この写真は、
Fujifilm X100で撮って
ApertureでRAWから現像したのを
Snapseedを使ってレタッチしたもの。
Snapseedは
iPad用に使い始めた無料の画像編集ソフトだ。 
豊富なテンプレートが用意されているのに加え、
画面の一部のみ露出や彩度を変更できるなど
痒いところに手が届くような使い勝手が抜群で、
Mac用にもインストールした(こちらは1700円)。
ご覧の通り、
なかなか雰囲気のある写真を作ることができる。
SIGMAのRAWは独特の仕様で、
ApertureやDxO Opticでは現像ができない。
SIGAMA専用のソフトで現像したものを
DxOやSnapseedを使ってさらにレタッチし、
Apertureに保存するという手間をかけるしかない。






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