週末は東京の我が家で過ごした。
(19日が振替休日だったので3連休だった。)
上海の叔母一家が帰国して、
妻と二人、
ようやく落ち着いて
リニューアルした我が家を満喫することができた。
土曜日にはB&Oのスピーカーが届いた。
このスピーカーを使うのを前提に
部屋をデザインしたのではないかと思うほど、
新しい我が家にしっくりはまっている。
音楽のエッセンスをきちんと伝えてくれるもの。
小音量で鳴らしてもプレゼンスが崩れないのがいい。
オーディオマニアだったぼくは、
いままで音楽と対峙するような聴き方をしてきたが、
これからはもっと「音楽を愉しむ」ことにしよう。
日曜日は妻が仕事なので、
ぼくは伊豆の海に潜りに行った。
これだけ猛暑になると毎週でも潜りたいところだが、
金なし、暇なしで、一ヶ月ほど開いてしまった。
ウェットスーツに着替え、
一瞬を惜しむように海に飛び込む。
透明度はイマイチで、
ぬるい水がどよ〜んと重たく感じられるが、
それでも陸上に比べれば水の中は天国である。
魚影は濃く、
イサキやタカベ、キンギョハナダイ、スズメダイ、
ブリの大物、ヒト科ビキニが群を成している。
夏の海はやっぱり楽しい。
きょうの月曜日は妻も休みなので、
洗濯や掃除をしたりしながら、
気分的には至ってのんびりと一日を過ごした。
午後、妻は美容院に、
ぼくは阿佐ケ谷に映画を観に行く。
映画は岡本喜八の「大学の山賊たち」(’60)で、
若き日の山崎努、佐藤允、
ミッキー・カーチスらの溌剌とした姿が愉しい。
岡本さんの演出もリズミカルで好調、
作り手が映画をこよなく愛している感じが
全編に溢れているのがいい。
阿佐ケ谷の商店街(パールセンター)で
安いスパークリング・ワインを一本買って帰って、
リニューアルの完成に妻と二人ささやかな祝杯をあげた。
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