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子供と思いっきり遊びたい大人へ。蹴って乗る人気の乗用玩具「ストライダー」 を徹底解説

アメリカのガレージで産まれたストライダーにはペダルもブレーキもありません。足で地面をけって進む新しい乗り物です。

ストライダーは足でしっかり止まれるように軽量設計になっており、幼児向け自転車の重量が10Kg前後であるのに対し、ストライダーは3Kgしかありません。




ストライダーは軽量で幼児でもスイスイと乗れる反面、僅かな傾斜でもスピードが付きます。長くて急な坂道はコントロールが出来なくなる可能性があるので、ストライダーから下りて運びましょう。


人気の乗用玩具、ストライダーの価格と仕様


ストライダーの価格と仕様は以下の通りです。

価格:\9,900+消費税
カラーバリエーション:全6色(ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、レッド、イエロー)
対象年齢:2歳~5歳
フレーム:スチール製
ホイール:プラスチック製
タイヤ:EVAポリマー製
ホイールサイズ:210mm
ホイルベース:565mm
シート高調整範囲:300~420mm
ハンドル高調整範囲:500~600mm
重量:3.0kg

3歳の幼児でも自分で持ち運ぶことが出来るストライダーは楽天市場やアマゾンで旧モデルや並行輸入品を探せば7,000円前後で見つかります。ギフトにも喜ばれますが、ヘルメットをセットでプレゼントしないと幼児はがっかりしてしまうかも知れません。


ストライダーにブレーキは付いていません


ブレーキが付いていないため、”あぶなくないの?”という質問を受けたことがあります。

危険を察知した時、幼児は反射的に足で止まろうとするのでブレーキが付いていたとしても危険回避できません。ヘルメットを着用した上で安全を確保した所で遊びましょう。


ストライダーは片手で運べる重さ


重量が3.1kgと驚異的な軽さのストライダーは大人が片手で運べる重さです。

車にも積みやすいので、原っぱや広場など、アウトドアやレジャーに持っていくには最適のおもちゃです。

いいことばかり書いてもうさん臭いので正直に述べます。

3Kgの鉄アレイを長時間持つのは多くの人が苦痛に感じます。大人が片手で運べる時間はあなたがよほどの筋肉マンでもない限り15分が限界でしょう。

また、せっかく郊外の公園などにストライダーを持って行っても、”自転車の乗り入れ禁止”の看板にガッカリすることもあります。近所に広い公園や広場がある人にとっては最高のおもちゃですが、子育て環境によっては舵きり付きの三輪車、自転車の方が多くの観点でおすすめと言わざるを得ません。


ストライダーのシート高


ストライダーのシート高は30cm~45cmの範囲で調整可能です。これは私のように驚異的に足が短いなどの特殊なケースを除き、2歳から5歳までの幼児の体型をカバーする調整範囲になっており、兄妹がいても快適に楽しく、ときにはストライダーを奪い合いながら遊ぶことが出来るでしょう。


ストライダーの速度


「けって乗る」ということから、あまりスピードが出ないのでは?と思われるかも知れませんが、平坦な場所なら3歳の幼児でも大人の早歩きくらいのスピードが出ます。

スピードに乗ると車体に足を乗せて左右にバランスを取り、数秒間走ることが出来ます。ヒラリヒラリと乗りこなす姿は見ているだけで楽しくなるでしょう。


ストライダーオフィシャルパーク


もっとも楽しいストライダーの遊び方は全国に続々と登場しているストライダーオフィシャルパークへ行ってみることです。

芝生のコースやダートコースにはコース上に大小のこぶやバンク付きのコーナーが設置されており、ストライダーの魅力を十二分に味わうことが出来ます。会場によってはストライダーが1時間100円程度でレンタルされており、まだストライダーを持っていないお子さんにもおすすめです。

うちの子供たちも初めてパークへ行った時は楽しそうに1時間以上も続けてネズミのようにコース上を回っていました。ヘルメットを着用した上で暑くても薄手の長袖シャツを着させて遊びましょう。


楽しさと安全性


どんなに楽しいおもちゃでも、使えなければ意味がありません。子供のおもちゃは楽しさと利用頻度で選ぶのがおすすめです。

また、楽しいおもちゃは楽しさに比例して安全性が心配になることもあります。子供がヘルメットを着用せずどこかへ行ったときは、速やかに捕獲し、2013年交通事故死亡者数4373人という事実について話し合う時間を持つべきでしょう。

ストライダーは今日もどこかで子供たちの好奇心を乗せて走り続けています。




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