ラーダ・ニーバと言えば何十年も姿かたちを変えないシンプルな4WD車というイメージがある。
ちなみにラーダというのがメーカー名でニーバというのが車の名前だ。
ラーダ・ニーバ自体は1977年から製造されている車で、何かしらちょっと違うぞという雰囲気を醸し出している。日本では非常にマニアックな車で知る人ぞ知るという車なのだ。ラーダ・ニーバ自体はロシア製だけあって品質が伴わないところが美点であり欠点でもある。
ラーダ・ニーバは、今ではこんなシンプルな車はなかなか無いというほどシンプルだ。外観はハッチバックボディーのコンパクトなSUVといった感じで、規格品のハロゲンヘッドランプが付く。ボディーは完全な直線ではないが直線基調でまとめられ嫌みの無いクリーンな印象を与えるものだ。こんなシンプルなボディーの車は最近無くなった。
その4WDシステムはデビュー当時からフルタイム4WDに2速の副変速機が付く本格的な機構だ。デビュー当時としては画期的な車だった。TomTomも若い頃少し興味を持ったことがある。日本でも最近では一部の層には非常に人気なんだそうだ。そんなラーダ・ニーバがマイナーチェンジをするらしい。
ラーダ・ニーバのマイナーチェンジの内容は次のようなものだ。3スリットのラジエーターグリル、ボディー同色の樹脂バンパー、17インチホイール!が装備されている。そしてエアコン!、パワーウィンドウ!が標準装備になったらしい。ロシアも温暖化のために熱くなったのだろうか。
性能面としては1.7L4気筒エンジン、81bhp/rpm、5速MT、センターデフ、重量1210kg、0-100km/hが22秒、最高速度137km/hとなっているのでむっちゃ遅い車だ。
世界は広くこんなラーダ・ニーバなのだがチューニングパーツも沢山あるようで、世界各地でラーダ・ニーバの愛好家たちが様々なパーツを装着してオフロードにチャレンジしている。
一言で言えば昭和の匂いのするロシア製4WDなのだが、個人的にはこのデザインは今でも秀悦だと思っている。デザインそのままで中身を最新の機構に置き換えたモデルが出ないだろうか。
↑ ラーダ・ニーバ新型フロント画像、グリルが少し変わった印象を与える、大径のホイールが印象的だ、今まではてっちんホイールに細いタイヤでこれがまた良かった、3ドアハッチバックなので使い勝手はそれほど良いとは思えない、ボディーの面構成がシンプルでクリーンな印象を与える、空きのこないデザインだ、画像はネット上から拝借
↑ ラーダ・ニーバ新型リア画像、リアのウィンドウが大きくなった印象、2人+荷物という使い方がベストなのだろう、バンパーが大型化した印象でリアオーバーハングが長く見える、画像はネット上から拝借
↑ ラーダ・ニーバ新型インパネ画像、なんだか汚い画像だ、ドアにウィンドウレギュレーターが付いていた跡があるパワーウィンドウ化されたようだ、以下にも実用車という印象の室内、最初からゴムのフロアマットが引いてあるところなんて割り切っていて良い、日本車ではゴムのフロアマットすら珍しくなってしまった、画像はネット上から拝借
↑ ラーダ・ニーバ新型センターコンソール画像、ソフトレバーやデフロックのレバーが見える、サイドブレーキの横にあるのはパワーウィンドウのスイッチだろうか、ちゃんとカップホルダーがあるのには感心、カーステレオはアルパインか?、灰皿は標準装備だ、シフトレバーの長さと角度がこの車の素性を物語る、画像はネット上から拝借
↑ ラーダ・ニーバ現行フロント画像、新型とはかなり雰囲気が異なることが分る、こちらの方が良いかも?、このデザインで中身は最新のメカそして右ハンドルがあれば飛びついてしまいそうだ、画像はネット上から拝借
こんなに長く同じデザインで中身もほとんど変わらない車もなかなか無いだろう。用途が用途だけにカッコを気にすることがなかったからだろう。実用品には確かに研ぎ澄まされたデザインが存在するのが良く分る一例だ。
今回はこのへんで
では
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