2014/9/10
レクサスの新型RCのメディア向けの試乗会が開催された模様だ。レクサス新型RCはレクサスきってのスポーティーモデルとしての認識が高い。実際IS-Fの終了の後はこのRC-Fが受け持つことになる。
レクサスRC自体は新規開発モデルとなり、サイズは全長4695mm×全幅1840mm×全高は1390mm、ホイールベース2730mmとなっている。サイズ的にはおおむねISに近い。後から開発されただけにボディー剛性はISに比較して1.5倍の設定となっている。
現在のところパワートレーンは「RC350」に3.5L V6エンジン313ps/380Nmのスペックとなる。またトヨタお得意のハイブリッド「RC 300h」が用意される。今のところ2.0L直噴ターボはアナウンスされていないが、用意されることになるだろう。「RC350」のミッションは8速ATとなり、いつもの優秀なパターンである。
走行系で採用された技術としては4輪操舵(LDH=レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)、ダンパーを制御するAVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)がある。
さて肝心のRC-Fだが、RCがベースとなり全長+10mm、全幅+5mm、全高-10mmのディメンションとなっている。
RC-Fのタイヤホイールは前255/35ZR19、後275/35ZR19となり、一昔前ならスーパーカーレベルのサイズだ。エンジン自体はIS-Fからのキャリーオーバーであるが、5.0LのV8は477psを絞り出す。また標準装備でトルクセンシングディファレンシャルが入るが、オプションでTVD(トルクベクタリングディファレンシャル)も導入可能となっている。ミッションは8速ATだ。
発表されているデータは多く無いので早速画像を見てみよう。
↑ レクサス新型「RC F」フロント画像、典型的なレクサス顔だがヘッドライトの印象が少し異なる、フルLEDの6灯となる、この顔つきは夜に見た方が良いかもしれない、画像はネット上から拝借
↑ レクサス新型「RC F」サイド画像、それほど無茶な演出は無いがフロントフェンダーからサイドスカートそしてリアフェンダーにかけてスポーティーなラインが演出されている、タイヤホイールは19インチでバランスが良い、画像はネット上から拝借
↑ レクサス新型「RC F」リア画像、この角度からだと前後のフェンダーはアグレッシブな形状だ、リア部分はかなりゴチャゴチャしているが空力を意識した造形であることが見て取れる、バンパー下部にはお約束通りデフューザーが備わっている、画像はネット上から拝借
↑ レクサス新型「RC F」リア画像その2、リアスポイラーは可動式らしい、マフラーは左右振り分けの4本出しで台形に配置されている、画像はネット上から拝借
↑ レクサス新型「RC F」インパネ画像、少しクラシックな印象を受ける落ち着いたインパネ、ステアリングホイールは真円で偏心していないように見える、スポーツカーなのに落ち着いているところが良い、画像はネット上から拝借
↑ レクサス新型「RC F」タイヤホイール画像、サイズは前255/35ZR19後275/35ZR19となっていてかなり太い、チラッと見えるキャリパーがいかにもと言う感じだ、ホイールは最近では珍しい細い複雑な形状のスポークとなっている、画像はネット上から拝借
トヨタ、いやレクサスのスポーツカーのフラグシップとしての役割を与えられるのであろうRC-Fはその片鱗が見て取れる。さらにもっと強力なエンジンを積んでくるということもあるだろう。なかなかうまくまとまっているのでは無いかと思う、これならかなり売れるのは間違いない。
今回はこのへんで
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