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⑤今後10年はどうするべきか?

前回のつづき

ではこの結果を踏まえて、今後どうすればいいのか。

投資が趣味でもなく時間も割けない「普通の人」は、BRK株にドルコスト平均法で投資するのが引き続き最善でしょう。
ただバフェットも高齢なのでそう遠くない将来に亡くなる可能性は高いです。その時はそのままBRK株を持ち続けるか、S&P500インデックスにシフトするか様子を見て決めればいいでしょう。

カリスマを失ったBRK株は一時的に急落すると思いますが、そうしている間にもバフェットのポートフォリオは日銭を稼いでくれます。
バフェットが死んだって相変わらず男性の髭は伸びるし、人々はコーラを飲み続けるに決まってます。従って株価はそのうち落ち着きを取り戻すはずです。それからゆっくり考えても遅くはないでしょう。
そもそもバフェットの後継者問題は既に手あかのついた議論です。バークシャーも既に対策済みであり、それほど心配はいらないでしょう。

さて自分はどうするか。

わずかとはいえ最後にバフェットに負けたのは事実。最も合理的に考えれば、MYファンドは解体して自分も全額をBRK株に投資するべきでしょう。
そもそも資金が少ないのにバフェットに負けたMYファンドは実質的には完敗したのと同じです。
巨額の資金を運用するバフェットに比べると自分の投資資金など吹けば飛ぶ規模です。一般に株式投資では資金が少ないほど利回りを上げるには有利になります。資金が少なければ流動性リスクが低くなるからです。
それでも負けたという事実は重く受け止める必要があります。


次回 「⑥ハゲになれ!」 につづく


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