Main menu

Pages

前回のつづき

とはいうものの、自分はまだアラフォーでバフェットの約半分しか生きてません。自分にはまだ時間があります。この10年間の失敗から学んだこともたくさんあります。

例えば自分は日本人だからJPYにこだわり過ぎたと反省しています。GDPでは日本はもうすっかり中国に抜き去られ背中も見えなくなっています。
今後はもう、このような成長しない老いたローカル国からは完全撤退し、資産もすべてドル建てで見るべきだと痛感しています。
投資先は米国40%中国40%、その他(香港・台湾・英国)20%程度に変更して、今まで手薄だった米国株に注力すべきと思っています。

また個別株投資で、インデックスのはるか上空でバフェットと空中戦になったという結果は「賢明な投資家」には届かなくても「少しマシな投資家」くらいには言えると思います。
そりゃあ過去にペトロチャイナやBYDといったバフェット銘柄を提灯買いをして小銭を稼いだことはありました。だけど今ガッツリ買ってるのは自分で選んだ個別株です。現在のMYファンドの組入銘柄にはコカ・コーラなどのバフェット銘柄は一つもありません。
だから、ここで成長を諦めてしまうのも勿体ない気もします。

そもそも自分の場合はインデックスには勝ったので将来バフェットがいなくなってもパッシブ運用はしたくないですし、せっかくQ先生とバフェットが残してくれた多くの箴言を無駄に捨てるのも申し訳ない気がします。だから、まだ精進してみようかと考えています。

幸いなことに最終的に負けたとはいえ、数年間に渡ってあのバフェットを圧倒的にアウトパフォームしていた時期があったので、既に投資規模はそれなりに達しています。

今では全力で小型株でも買いに行こうものなら、それが東1銘柄であっても自分の注文で株価が動くだろうし四季報にも名前が載るでしょう。スノーボールの芯は出来ていると思います。あとは長い下り坂をみつけて一押しするだけです。

もっとも現段階では自分の長いライフサイクルのうち最初の10年をマアマアうまく乗り切ったにすぎません。今後10年以内にインデックスに抜かれるかもしれません。

しかし最初の10年を乗り切らなくては20年も30年もありません。その点では、ひとまず最初のハードルは越えたかなと思います。

ということで、ここは孫正義風にホラを吹いてみたいと思います。
次の10年こそバフェットに勝つ!


なお10年間続けてきたこの成績履歴のエントリですが、目的達成になったので一時は終わりにしようかと考えていましたが・・・今のところはドル視点にリニューアルして今後も続けるつもりです。
reactions

コメント