前回のつづき
さて、投資家にはみっつのタイプがあるそうです。
1つめは「賢明な投資家」。ビジネスに着目し「価値」に対して個別株に集中投資する投資家です(代表格はバフェット)。
2つめは「愚かな投資家」。S&P総合500株価指数などの指数に似た動きをする低コストのパッシブ運用(インデックス投資)をする投資家です。
3つめは「もっと愚かな投資家」。価格変動に着目してアクティブに多数の個別株を売買する投資家です。
こう言われたら誰でも当然「よし!自分は賢明な投資家にナルゾ!」と思うのですが、ここに大きな問題があります。
後日Q先生のブログを見て苦笑しましたが
「男は誰でも自分はバカだとは認めたがらないし、女は自分が不美人であることをなかなか認めたがらない」
という中国の諺があるそうです。
このブログを含めてバフェットをリスペクトするブログは多いのですが、自戒を込めてあえて言いますが「バフェットがこう言っている!だから自分もこうするんだ!」と短絡的に考えるのはちょっと痛いんじゃないでしょうか。
だってお前、バフェットじゃねーじゃんwww
バフェットは天才、アンタはバカ!かもしれないのです!
個別株に投資することは「最も愚かな投資家」になることもあるのです。それなら「自分はバカである」ということを素直に認めて、バカはバカなりに最初からバンガードトータルワールドストックETFなどのインデックスを買っていたほうがよっぽど「賢明」じゃないですか。
そう考えて、自分は果たして「最も愚かな投資家」なのか、それとも「賢明な投資家」になれるのか?その後10年間をかけての実験を始めたのです。
次回 「③インデックス VS MYファンド」 につづく
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