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私は相当の株中毒で、これまで10000時間以上は株について考えた自信があります。1つで10000時間以上考えたテーマは私の人生で2つしかありません。

しかしながら、結果はと言うとインデックスのせいぜい1.5倍くらいのリターンなのです(しかも今後インデックスに負けるかもしれません)

それなら学校で一言「投資はドルコスト平均法でインデックス投資をして、あとは何も考えるな」と教えて欲しかったです。そうすればその時間で別のことができたわけですから。

10000時間あれば何ができるでしょうか。

公認会計士の標準勉強時間は3000時間程度。

司法書士試験の標準勉強時間は3000時間程度。

東京大学入試の勉強時間は高校入学後に4500時間程度です。

これだけ並べると、我ながら投資にとんでもない犠牲を払って来たなと半ば呆れます。なので、とても他人に私のような株中毒人生をオススメすることはできません。

もし今投資のズブの素人に意見を求められたら「米中のインデックスをドルコスト平均法でバイ・アンドホールドしたらどうですか。そして浮いた時間は仕事や勉強やスポーツに有効に使ってください」と言うでしょう。

というわけで、インデックス投資はぜひ学校で教えるべきだと思いますね。そうすれば勉強時間0で、人類の発展の果実を確実に享受することができるのですから。

逆に言うと、インデックス投資1本でいくのなら投資関係に一切無関心でいた方がいいでしょうね。インデックスやりながら投資に入れ込んでたら、せっかくのメリットが削がれてしまいますから。



一方で私は全く逆の考え方も持っています。

そもそも資本主義は格差を生み出します。資本主義の世界は、投資に無関心な者は貧乏になるようにデザインされているのです。

日本は資本主義の国です。この国で投資を避けて生きて行こうとするのは、まるでテニスコートでテニスをするのを頑なに拒み、無理やり野球をするようなものです。

無理にテニスコートで野球をしようとするから人生苦労するんです。生まれた所がテニスコートだったなら、素直にテニスをしたほうがいいでしょう。

なのでこの国に生まれ落ちてしまったなら、本来は素直に投資の勉強をしてうまく付き合っていくべきだとも思いますね。


以上から投資については次の2通りのスタンスを各自選択するのがベストかと思います。

  1. インデックス投資を行い、投資については無関心を通し、他に集中する。
  2. 徹底的に投資にコミットして「資本主義」というゲームをプレイする


さあ、あなたはどちらを選びますか?

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