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一昨日の日曜日、フィリピン中が大騒ぎしたパッキャオ・メイウェザー戦。こちらではケーブルテレビが一般的で、パッキャオの試合が見られるチャンネルを契約していると、今月に限って50ペソ(約120円)の割増請求。

ところが何と当日の朝、教会のミサから帰宅してテレビを点けると、砂嵐状態。パッキャオの試合どころか、70チャンネルの全部が映らない。え〜〜っ、そんな殺生な。同じシライ市内にある家内の実家に電話したら、そっちではちゃんと見えてるとのこと。

どうやら、自宅の周囲だけのトラブルらしい。早速家内が電話で苦情。だいたいこういう時には電話がつながらないのがフィリピンの常識なんですが、珍しく一回で連絡できて、大慌てで修理屋が来ました。やっぱり「フィリピンの英雄」の威光はすごいですね。メイン・イベントには間に合いました。やれやれ。

しかし、肝心の試合の内容がどうにも冴えない結果。期待していたOK決着どころか、足を止めての打ち合いすらほとんど見られずのまま、判定0-3のパッキャオ敗戦。対戦相手のメイウェザーは、ヒット・アンド・ウェイのディフェンス中心で、5階級を制覇したボクサー。当然こうなるのは予測できたとは言え、全然おもろない試合でした。

やっぱりボクシングに限らずあらゆる格闘技は、観客にとってどちらが勝ったのか(負けたのか)がはっきり分かる試合が面白いに決まってます。たとえ引き分けでも、両者とも全力を出し切ったと思えるならば、まだ見応えがあったでしょう。今回の試合は1ラウンドと12ラウンドの区別がつかないほど、両者とも消耗した感じもなければ、目に見えたダメージもない。何だかなぁ...。

3年前のマルケスとの試合のように豪快なKOを喫していれば、たとえ負けてもきれいに引退ということで、それなりにフィリピンのファンも、まだ納得できたのではとさえ思ってしまいました。

これって再戦するのかなぁ? 多分何回やっても、同じような結果になりそうだけど。


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