ビジネス誌とかに、よく企業の社長や役員などのインタビュー記事が載ってますよね。
「がむしゃらに働けば最初は嫌な仕事でもそのうち楽しくなる」とか「どんな仕事でも自分で工夫して楽しさを見出していくものだ、それをせずにチャンスなど来ない」
みたいな話が多いです。ホリエモンも似たようなことを言っていました。
でもね、コレってどうも「経営者から社員に向けてのメッセージ」に聞こえるんですよねぇ・・・決して「親から子へのメッセージ」じゃなくて。要するにポジショントークの一種だと。
いや、確かにガマンして仕事する時期っていうのはあると思うんですよ。でもそれって「キツイ」のであって、「嫌だ」とか「つまらない」じゃないと思うんです。
自分の目標があって、目標を達成するまでの途中にある山場。そんな感じです。
だからキツくても楽しい。
冒頭の社長も自分の子に「つまらない仕事でも定年までがむしゃらにやりなさい」と言いますかね?そこまでの競争社会を勝ちに勝って社長にまで登り詰めた人間が、一生他人に使われるのを薦めますかね。
私だったら3年必死にやって、まだつまらないと思ったら時間が勿体ないので損切りしなさいと言いますね。
そもそも、言ってる人みたいになりたいか、という問題もありますね。
たとえ暴言を言われても、それが自分の尊敬している人が言えば有り難い教えですけど、嫌な上司が言えばただのパワハラです。
行動だったそうです。好きな人に触れられたら「スキンシップ」ですが、嫌いな人だったら「セクハラ」ですもんね。
読者はそのインタビューの人をはたして尊敬してるのか?っていうのは、この手の根性論を見るたびに思います。
それにしても、こういう話をしていると「でも、つまらない仕事だけど辞めても他にやりたいことも特にないし・・・何となく続けてる」みたいな話が出ますけど、これはもう、仕事がつまらないんじゃなくて、あなたがつまらない人間なんじゃないですか?となってしまいますね。
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