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日本では、熱帯地方の夕立ちのことをスコールと呼ぶ人が多いですが、実はこれ誤用だそうで、スコール(Squall)という言葉が意味するところは、突発的な風の強まり。もちろん豪雨を伴う場合もあるでしょうけど、大雨とか夕立ちという意味ではありません。

とエラそうに書いてるけど、私も仕事で東南アジアによく来るようになるまでは、完全に間違って使ってました。現地スタッフと英語で喋っていて、いくらスコールと言っても全然通じない。突然の大雨は、シャワー(Shower)なんですね。

さて、そのシャワー。ここフィリピン・ネグロス島では6月も半ばになると、4〜5月の真夏の暑さは和らいで、毎日雨模様。本格的な雨季の始まりです。しかし日本の梅雨とは少し違い、一日中降り続くということは少なくて、朝は日本の初夏か秋のように爽やかに晴れ、午後から雷を伴った土砂降りというパターンが多い。まさに判で押したような土砂降り定期便。


朝は爽やか





午後〜夕刻は曇りのち土砂降り

ずっと日本に住んでいて、梅雨の後に暑い夏が来るのが当たり前の感覚。それが真逆になっているので、何だかまた季節のやり直しで、これから夏が来るような気分です。とは言っても、これから寒くなるわけでもなく、やっぱり日中は30度前後になるんですが。

違いがはっきる分かるのは、朝夕の涼しさ。5月までは、時々就寝時にクーラーつけないと眠れない夜もあります。ところが今の時期はヘタすると、窓開けたままだったり扇風機つけたままだと、寝冷えしそうなほど。おかげでぐっすり眠れるのでテキメンに体が楽。

ただ、いいことばかりではなくて、水溜りが増えるので蚊の季節に。昨年は日本でも問題になってたようですが、こちらはデング熱の本場。それほどしょっちゅうではないにしても、たまに知り合いがデングで寝込んだという話を聞きます。これからは、裏庭の土いじりに、長袖長ズボンが欠かせません。


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