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6月1日月曜日、フィリピンの公立の学校では夏休み明け。息子は私立の小学校なので、少し遅れて木曜日からですが、今日はまるで夏が終わったことを宣言するように、朝から曇りがちで風が吹き渡っていました。

暑い日が続いて、近くにある涼しい高原リゾートに家族で遊びに行こうとしていた昼食時。本当に久しぶりのに白昼の豪雨。まるでそれと呼応するように、家内の携帯電話が鳴り、また訃報が....。

家内の学生時代からの親友で、一つしか歳が違わない愛称マールことマリーナ・アンダレシアが、入院先のマニラの病院で亡くなりました。享年51。

マールのことは、家内と付き合っていた頃からよく知っていて、家内がフィリピン大学の研究員だった時の同僚。同じスタッフ専用の宿舎のハウスメイトで、まるで姉妹のようでした。性格は典型的なフィリピン人。いつも笑顔で明るくて特別美人ではないけれど、愛嬌たっぷりで誰からも好かれる女性。でも何故か独身を通していました。

数年前に癌で手術を受け、その後も化学治療を続けていたものの、最近は元気な様子で、つい2ヶ月前の誕生日に、家内と長電話でおしゃべり。ちょっと突然すぎるし、若すぎるよ、マール。結局、シライ市の自宅には一度も来られなかったね。

フィリピンへの里帰りの時は、まだ赤ん坊だった息子をとっても可愛がってくれたマール。息子のゴッドマザーでもありました。こうなると分かっていたら、先月マニラに行った時に、会っておいたのに。

合掌。


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