こんにちは、2児のパパです。
久しぶりに生のタコを購入し、刺身で食べたら超絶おいしかったのでご紹介させていただこうと思います。
で、こちらが今回主役のタコ。
モロッコ産の冷凍タコとは比較にならない、超絶ウマいタコさんです。
「こんなメンドクサいの、買えるか!」
という声が聞こえてきそうですが、スーパーでの瀬戸内海物の茹でタコの販売価格は2~3本のタコ足が入って500円~800円となかなかの高級品。
姿のタコを自分で塩もみ・茹でタコにすれば既製品の半額程度に節約できる、お買い得商品でもあります。
参考までにその日売られているタコが大きすぎて高い場合は魚屋のオジサンに「半分に切って」とお願いしましょう。
ふところ事情を察した魚屋のオジサンは、半分より少なめにカットしてくれるはずです。
ではさっそく調理。
当然ですがこのまま茹でるわけじゃありません。
キッチンをタコ臭くすると嫁さんにシバかれます。
ウロコや魚汁の一滴でも散らそうものなら、こっぴどくシバかれます。
シバかれたくない人はタコ臭が他の調理器具にうつらないよう、鍋やボウルの中で調理してくださいね。
15分後
内蔵を取り除き、大さじ1杯の塩でモミまくること15分。
モムことに関しては広島イチを自負する私です。
いい感じに仕上がりました。
※タコの塩もみは信じられないほど手が臭くなります
どうですかこの美脚。
つるつるの足と食感の良さそうなイボイボが最高でしょう!?
おいしい茹でタコの秘訣は塩もみにかかっていると言っても過言ではなく、ヘタクソが失敗する理由の多くはこちらです。
・塩もみがあまく、ぬめりが取れていない
・吸盤に汚れが残っている
・塩が多すぎて塩分が残っている
・モミ過ぎでタコがげんなりしている
「いつまでモミ続ければいいのか分からない・・・」
というシャイな方はモミあげた後、タコ足に鼻先をくっつけてください。
無味無臭ならバッチリ(もしくはモミ過ぎ)、モミがあまいときは「おえっ!」となるはずです。
次はモミに次いで重要な工程、茹で。
※茹で中の写真を撮っていたのですが、湯気でなにも写っていませんでした
沸騰した鍋に入れ、3分~5分程度茹でたら茹でタコの完成。ポン酢を大さじ1杯入れて茹でることで写真のように色味のよいタコになります。
超絶ウマそうでしょう?
こうして子育てのスキマ時間を利用したわずかな時間で以下の段取りが完了。
・茹でタコ
・生の刺身で食べるためのタコ足
・天ぷら用のタコの頭
・捨てるのが勿体なかったトンビ(タコの口)とタコの子のボイル
手は相変わらずタコ臭いですが、鼻がマヒしたせいかなんともありません。。
夕飯の段取りが終わったのでプラレール遊びや公園で充実したイクメンライフを過ごしました。
危ないからヘッドスライディングはやめろ。
夕食の時間になりました。
魚屋のマメ知識、というか我が家のルールなのですが、刺身は食べる直前に切る。
で、切ったらすぐ食べる。
これだけで既製品の刺身より3倍おいしくいただけます。
ここで本題のタコは寝かせて食え、の話。
記事タイトルの”当日よりも3日寝かせて食べる”は活きたタコを茹でタコにした日を含め、3日後に食べるという意味です。
土曜日にタコを茹でたら、食べるのは月曜日。
タコはうま味成分が少ないと言われていますが、数日寝かせることでアミノ酸、タウリン・ベタインのうま味が引き出され、独自の触感から噛めば噛むほど口の中に甘みが広がります。
スーパーで買った既製品の茹でタコを3日寝かせると、刺激的な香りがするので注意してくださいね。
タコフリークの方には常識かも知れませんが、活きたタコを茹でてスグに食べると、まったく味がありません。
とは言ってもその日に食べたくなるのが食いしん坊の私。
ダメ元で切ってみた茹でタコの足は、やっぱり味がありませんでしたが、生タコ(茹でてないタコ足)のブツ切りはコリコリとした触感と生タコならではの甘みが最高でした。
タコはタウリンが豊富で高タンパク低カロリーのヘルシー食材。
夏バテ予防にもピッタリなので、みなさんもぜひ生タコにチャレンジしてくださいね~
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