ギリシャ問題は連日ニュースをにぎわせています
簡単に言うと、ギリシャの政府が持っている借金の返済が出来なくなって、それをギリシャはEUに支援をお願いしていました
ですがEU側はギリシャがもっと公務員を減らしたり、年金支給の年齢を上げるなど、支出を減らすように求めていたのですが、ギリシャはそれに反対したので、支援が受けられず、現在の状況となっています
そして7月5日には国民投票によって、賛否を問うこととしています
ギリシャがこのような財政赤字を膨らませて行ったのは、投票型民主主義の問題が浮き彫りになっていると思います
政治家は雇用を守るために、公務員の増加を約束したり、年配からの支持を得るために、年金の額を増やしたり、受給年齢を下げるなどの甘い言葉で票を集めます
ですが気前のいいことばかりしていると、借金が膨らんでいって、現在のような危機を迎えることとなったのです
ギリシャと言えば民主主義の起源ともいえる国ですが、そこで奇しくも投票型民主主義の問題点が露呈してきています
投票型民主主義では、どうしても甘い言葉で国民に受けることで、支持を得られるところがあり、福祉の充実など政府に頼る方向へと進んでいきます
そうすると大きな政府になっていき、国民の自由も失われていくようになります
どうしても国が何とかしてくれと、政府に頼りがちになってしまいますが、そうすると借金が膨らんでいって自分の首を絞めるようになったり、大きな政府によって国民が押さえ込まれるようになってきます
その極端に行ったものが共産主義とよばれる国家で、何もかも国が抱え込んでいて、国民の自由も奪われる方向へ行きます
ですので、私たちはなるべく国に頼らず、自由を求めて、自分で歩んでいく、道を切り開いていく方向に思いを向けていくべきでしょう
関連記事
あなたのクリック=無償の愛でこのブログは大勢の人に見てもらえています
いつも応援してくれて、ありがとうございます
スピリチュアル ブログランキングへ
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿