安保法案の議論において、反対派では徴兵制につながって、みんなが戦場に送られるなどと言う意見がありますので、これに付きましても実際のことを書いてみたいと思います
かつての60年安保のときにも、日米安保によって日本は徴兵制になるのだというヒステリックな主張がなされたようですが、字際のところはどうだったかと言うと、日本はアメリカに守ってもらえたお陰で、徴兵制を敷かずに自衛隊員の数のみでやってこれました
現実のところは、強国であるアメリカとの同盟があったから、日本は防衛に力を入れなくても、経済的にのみ集中して来れて発展したのです
海外の場合を紹介します
「永世中立国」のスイスでは、戦争を放棄している平和的な国として、言われておりますけど、スイスは”徴兵制”を敷いているのです
スイスは国民皆兵といわれるように、お年寄りから子供まで、国防を担おうとする考えに立っています
なぜスイスは徴兵制にしているかというと、国民全体に国防の意識を持ってもらいという意味もあるかもしれませんが、スイスはNATO軍にも入っていませんし、他に守ってくれる国などがないため、自国で防衛していかなければならないからです
NATOというのは北大西洋条約機構のことで、北アメリカとヨーロッパ諸国によって結ばれた軍事同盟です
NATOでは、いずれかの国が攻撃された場合、今日本で議論されている共同で応戦・参戦する集団的自衛権発動の義務を負っています
スイスはそうした同盟にも入っていないため、自国で防衛力を保つためにも徴兵制を敷いているのです
日本は日米同盟の安保条約があるために、自国だけで国防を担わなくてもよくて、徴兵制を敷かなくてもよいのです
ですので安保によって徴兵制になるというのは真逆の真実であって、アメリカに守られていたからこそ日本では徴兵制は無くてよかったのです
日本は日米同盟が無ければ、地理的に北にはロシアがあり、西には中国、そして東にアメリカという核大国軍事大国に囲まれる場所にあります
それらの国にたいして日本が自国だけで守ろうとするならば、徴兵制を敷いて軍事大国にならなければならないでしょう
イスラエルのようにハリネズミのようになって防衛に力を注がなくてはいけなくなるでしょう
ですのでアメリカとの同盟は、日本が再び軍事大国化しないための重石の役割でもあります
それはアメリカも理解していて、日本が再び大きな力を持たなくするために、日米同盟を結んでいるという理由ももっています
冷静になって真実を見極めなくてはならないですね
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