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ノー・モア・雨漏り

自宅の新築工事が終わって1年。2階ベランダの下にある部屋で、4箇所も同時に雨漏りし始めたのが今月(8月)の始め頃。この時期は台風が多く、直撃はしなくてもフィリピン東の沖合を通過するだけで、インド洋からのモンスーンを吸い込むような形にり、強烈な豪雨が続くことが多い。石垣島を始め、日本にも大きな被害が出た15号台風も、典型的にこのパターン。

雨漏りって実に嫌なものですね。兵庫県尼崎市の実家に住んでいた頃、ちょうど新築間もない時に阪神淡路大震災が発生。鉄骨構造の3階建て住宅だったので倒壊はしなかったものの、壁や屋上床に亀裂が入ってしまいました。建築士で施工会社を営んでいた父は他所の家の修繕に走り回り、自宅は半年ぐらい放置。その年の梅雨、3階の私の部屋はかなりひどい雨漏りに。石膏ボードの天井に「ポトッポトッ」と雫の落ちる音に、ノイローゼになりそうでした。

実は新居ができる前の借家でも雨漏り。フィリピンに移住してまで雨漏りに悩まされ続けるとは、私は余程の水難の相の持ち主らしい。もう雨漏りとは縁を切りたい!...ということで、対処療法的なやり方ではなく、根本的に解決するためにベランダの上に鉄骨で屋根を葺くことにしました。

自分で簡単な図面を描いて、家内の友達から紹介してもらった施工業者に相談。話は順調に進んで、建材を購入したのが先々週の金曜日。先週の火曜日から工事が始まりました。途中大雨で1日だけストップしたものの、土曜日以降雨も止んで本日(火曜日)、着工から1週間で屋根が完成。



やはり後付けなので不自然な感じはしますが、背に腹は代えられません。それでも想像していたよりは、かなり良い仕上がり。ベランダは完全に屋根に覆われて以前の開放感は無くなったけれど、雨はもちろん熱帯の日差しも遮ってくれるので、なかなか快適な空間になりました。

今度こそ、これで大丈夫!(...のはず)







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