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テクニカルチャートをちょっと知る|ボリンジャーバンド、MACD




こんにちは。今回はテクニカルチャートをちょっと知るの第二弾です。
投資をやるに当たって、売買の目安となるテクニカルチャート。あくまで目安ではありますが、これは基本になります。
このブログで紹介している指標はメジャーなものなので、同じ視点で見ている投資家、投機家は多いです。ということは、同じタイミングで反応することが多いので、自分の利益に繋げやすい。やっぱり知っておいて損はないですね。ということで今回もサクッといきましょう。


ボリンジャーバンド

今回も楽天証券MARKET SPEEDのチャート。日経225の日足チャートです

まずはボリンジャーバンドです。上のチャートの黄緑、黄色、青の線です。ボリンジャーバンドをザックリ説明すると、株価の値動きの範囲やトレンドの方向の目安にする指標です。つまり株価はボリンジャーバンドの範囲内で動きやすい、ということです。
ボリンジャーバンドは移動平均線を元に算出されます。上のチャートだと25日移動平均線です。計算式もあるんですが、基本的な指標でだいたいどのトレードツールでも見れるものですので省きます。
このチャートだと黄緑が±1σ、黄色が±2σ、青が±3σと言われます。

 株価が±1σの範囲内に収まる確率が約68%
    ±2σの範囲内に収まる確率が約95%
    ±3σの範囲内に収まる確率が約99%となります。

今回は説明のため、全てのボリンジャーバンドを出しましたが、だいたい±2σだけで十分だと思います。
実際の取引で、どのように目安に使うのかというとボリンジャーバンドの下限にロウソク足がタッチすると、そこから上昇する確率が高いので買いのポジションを入れる。といった感じです。上限にタッチした時は逆で売りですね。
しかし±3σなどを超えてロウソク足ができると、それは新たなトレンドが出来た可能性が高いです。例えば±3σの下限を超えて陰線が出た時は、その流れに従って売りポジションを入れる。などです。

MACD



次はMACD(Moving Average Convergence/Divergence)です。MACDは主にトレンドを見る指標として使えます。上のチャートで下の段にあるのがMACDです。
紫の線がMACD、青の線がシグナルと言われます。上のチャートで黒の縦線を書き加えている所を見て下さい。MACDとシグナルがクロスしていますね。これが売買のサインです。MACDがシグナルを下から上にクロスした時は買い。逆は売りです。
また他にも見方があります。MACDが表示されている段のy軸の数字を見て下さい。0や200、-200とか書いてありますね。この0を注目して下さい。MACDがマイナスからプラスに転じる時は、株価も上昇に転じています。その逆も同じですね。



もう少し暇つぶし…
今回はボリンジャーバンドとMACDを紹介しました。この2つの指標は基本的な指標ではありますが、かなり使えるものだと思います。
こういった指標は、証券会社が提供しているトレードツールなので詳しく見ることができます。しかも基準の数値などを変更して、自分が使い易いチャートを作ることもできます。
しかし何度も言いますが、テクニカルチャートというのは過去の株価から算出したものなので、あくまで目安です。チャート分析とマクロ経済を組み合わせて判断できるようになれば素敵です。



テクニカルチャートをちょっと知る
ロウソク足、移動平均線
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