アンケートでも質問のありました作家の村上春樹さんについて書いてみます
最近ノーベル賞の発表があり、日本人の受賞者も多くでられて、連日ニュースで取り上げられていました
村上春樹さんも十年近く前からノーベル文学書の候補になっていて、今回も受賞を逃し残念な結果となりました
彼の代表的な作品は『ノルウェイの森』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』などがあります
わたしも高校生の頃にベストセラーとなっていた『ノルウェイの森』を呼んだことがあります
文章は読みやすい作品でしたが、内容としては純文学と言うより通俗小説といったものでしょう
マトリョーシカというロシアの人形があります
この木製の人形は、胴の真ん中から上下に開く様になっており、開くと中には小さな人形が入っています
そしてまた中の人形を開くと、さらに小さな人形が入っているという構造になっています
村上春樹さんの作品も、何か重大なテーマが潜んでいるように思わせて、その中をのぞいてみても、実際には何も無くて、ただ何かがあるような期待を抱かせるもののようにおもいます
そうした読者を惹き付ける才能やマーケティング的な才能によって人気になられているようです
文学作品にはそうした内容の薄いものが人気となって広まることが多いようです
この方の前世の一つは西洋で演劇の脚本家をされているのを感じます
音楽と演劇とを合わせて客をひきつけるものです
テクニックもよいですが、もっと深いものが世の中に浸透し、よき影響を与えるようになっていただきたいですね
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