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ここまでやるか、町内会美人コンテスト

正直に言いまして、こんなレベルだとは...。せいぜい町内会の秋祭り(フィリピンに秋はありませんが)の余興だと思ってました。まぁ、ちょっと冷やかしに覗いてくるかな、ぐらいの軽い感じで見に行った、私たちの住む宅地「セント・フランシス・ネイチャー・ビレッジ」のフィエスタ。

夜8時前頃、管理事務所と屋根付きの集会所のある通称クラブハウスに行ってびっくり。周囲は厳重にシートで目隠しされていて、覗き見できないようになってました。しかも、入口にはいつもの守衛さんの兄ちゃんが、いつになく緊張した面持ちで立ってます。何と宅地住人の名簿を用意して、入場者確認。

そこで入場料50ペソ(!)払って中に入ると...うわ、まるでホテルでパーティでもするのか?というぐらい凝ったステージが用意されていて、音響も照明も超本気レベル。しばらくすると本職の司会のおじさんがステージに現れて、「レディース & ジェントルメン!」と高らかに開会の宣言。


次にきちんとカトリックのお祈りを捧げ、全員起立でフィリピン国歌斉唱。ここまでやるか、町内会の美人コンテスト。さらにシライ市長が登壇して来賓や審査員の紹介。こういうのは慣れきっているフィリピン人。ジョークも交えながら退屈させない喋りを心得てますね。市長になるぐらいの人物だから当然というべきか。

開場から小一時間ほど経って、ようやくコンテストの参加者たちがステージへ。9名の女性たちの衣装がまた凝ってる。ちょうどこの時期、隣街の州都バコロドでは「マスカラ・フェスティバル」というリオのカーニバルみたいなお祭りやってますが、そこにそのまま出られるぐらいのコスチューム。ダンスもスピーチもなかなか堂に入っていて、とても思いつきで応募した素人さんには見えません。



聞くところによると、ちゃんとイベント・コーディネーターが仕切っているらしい。イベント大好き、パーティ大好きのフィリピン人。おそらく大きなビジネスなんでしょうね。以前出席した大金持ちの誕生日パーティなども、こうしたプロに依頼してたのかも知れません。

で、肝心の審査ですが、最後まで見届けると深夜になりそうで、家内が超本気レベルで怒り出すのが容易に想像できたため、早々に退散してしまいました。我ながら度胸のないことで。


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