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ある線香での先祖供養の危険性


ある人気ブログで特定の本数線香を立てて独特の先祖供養することを進めているらしく、それについてメール等でも質問が何度かありましたので書いてみます

お線香を特定の本数あげて、ご先祖を供養しようとされているようですが、実際には精神的におかしくなったり、体の不調がおきたり、不幸が起こったりすることがあるようです
そのような災いが起こってくるものもっともだろうと感じられます

お線香をあげるだけで霊が浄化されたりなどすることはないでしょう

霊はハエや蚊ではないので、線香でどうにかなると考えるのはおかしいかと思います

お線香の起源はもともと仏教の発祥の地であるインドで、古代より香りを楽しんだり、医療目的で使われていたものが、仏教に取り込まれて伝わったものです

そうしたもので霊が浄化されたり、成仏したりすることはありえないでしょう

浄化する力がない状態で、一生懸命に供養をされようとすると、未浄化な霊が、救ってくれるのではないか?っと思って寄ってきてしまいます

そして供養していることで寄ってきた未浄化な霊に憑依されるようになってしまうことで、様々な問題が起こってくるのでしょう

ご先祖様を供養したいという思いは尊いことであろうと思いますが、まずはご自身が人を救済できるだけのものをお持ちかどうかということですね

いってみればご供養というのは、海でおぼれている人を、泳いで行って助けにいくようなことといえるでしょう

ご自身がそれだけ何人も担いで泳げるだけの達人であればよいのですが、たいていは自分一人のことで精いっぱいという方がほとんどではないでしょうか

そうした方が助けに行ったとしても、しがみ付かれて一緒に溺れてしまうでしょう

溺れた人がしがみ付くというのが憑依といてよいでしょう

ですので、供養をされたいということであれば、ご自身が人さまのお役に立つようなことをたくさんされて、徳を積まれて、その徳を手向けるようにされたら良いかと思います

安易にお線香さえたてればよいと考えないほうがよいでしょう

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