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1.6リットル(1.6TDI)EA189エンジン@フォルクスワーゲンディーゼルゲート案件、渡りに船な解決策

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ディーゼルゲートで一番解決が困難とされた、1.6リットル(1.6TDI)のEA189エンジン。
EA189搭載車両の全台数が1,100万台とされる中、2.0リットル(2.0TDI)と1.2リットル(1.2TDI)はソフトウェア(ECU)のアップデートのみで対応可能な一方、1.6リットル(1.6TDI)のそれはECUのみでは対応できず、場合によっては車両の交換まで視野に入れていたようですが。
この度、車両交換に比べれば遥かに安価な「フロー・ストレーナー(若しくはフロー・トランスフォーマー)」というパーツを取り付け、それ用にECUをアップデートすることによって解決が図れるようになったとのことです。



これがその動画。
何言っているかよう分かりませんが(笑)

要するに、こういうことらしいです。

給気経路に当たるエアフィルターの後ろにメッシュ(ストレーナー)を取り付けることによって、インテークマニホールドの内部の過流を抑え、マスエアフロ―(エアフローメーター)の精度を上げて、エンジン自体の制御(主に燃料噴射量やタイミング)も精度が上がるとのこと。
これにより、NOx吸蔵触媒のサイズを変える等の大規模なレイアウト変更を行わずに、NOxの削減ができるようです。
なお、これによる燃費・出力への影響はないともされています。

引用元の解説によればローテクな手法ではあるものの、エンジン制御において様々な工夫が必要とされる吸入空気流量の計算において、今回のそれは均一に流れを乱すことによって管断面の速度分布を一定に近づけることにより吸入空気流量の計測値の正確性が上がり、それが燃料噴射量の制御を正確にすることができ、その結果、NOxの発生量も制御することができるようになるんだとか。


最悪車両交換まで考えていたVWにとっては、渡りに船ですね。
動画にあるように、フロー・ストレーナー付きの配管に取り換えるだけ(ECUアップデートもあるけど)で、リコール対応できるんですから。

で、な~んかこのストレーナーに見覚えがあるなと思ったら、、

これかw
http://audi-importcar.blogspot.jp/2014/12/a4k.html

たしかにエアフィルターとマスエアフローの間にストレーナーがありますね。
(画像奥側がエアフィルター側、マスエアフローはこの配管内の画像手前側ににょきっと出ているブツです。)

本当、自動車って色々工夫されていますよね~。

たしかに配管の流量計算って面倒ですもんね。
管周りと中心部で流速に違いが出るって聞いたことがあるんで、ストレーナーで敢えて乱して均一になるように(計算上)しているんでしょうね。

日々、勉強になりますな~。

あ、私のはEA189エンジンではなくCDNエンジンなのでご心配なくw


んでは!








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