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去年話題になった「21世紀の資本」を年末年始に読んでいました。

図書館で借りたのですがボリュームがあって半分くらい読んだところで返却期限。
貴重なデータが満載で良かったので、kindleで買って続きを読みたいなと思っています。

読んだところまでまとめると


  1. 現在は人類史上でまれみみる個人の努力と能力で経済格差がつく社会
  2. 大抵の国と時代において、経済格差は相続により生まれつき決定してきた
  3. 現代もそのような世の中に向かって、ゆっくりと進んでいる

という感じです。

また人類の歴史においては資本を持つ上流階級に生まれたら働かないのが常識であったようです。

私たちの生きてきた時代の倫理観では、働かずにプラプラしてるとちょっと後ろめたさを感じてしまいますが、資本を持つ者が働かないのは何ら恥ずべきことは無く、むしろそれが人類史上は当然のことのようです。

これは全国のリタイア組のみなさんには吉報ですね。堂々と働かずに暮らしましょう!

そしてまた、これからは大部分の過去のように、労働や努力でそのようなレベルの資本を作れる時代は終わりつつあるようです。

四半世紀もしたら実質的な階級社会になっているかもしれませんね。中流は絶滅です。

資本収益率は今より多少は下落するものの、歴史的に見れば20世紀後半が異様に高かっただけで、普通に向かうだけのようです。

資本からの収益で生活できなくなるほどの低金利が常態化する確率は低そうです。


そういう大きな流れを知ったうえで、自分はどこに網を張ればいいのか、考えて投資してきたいですね。

また全部読んだら感想を記録しておきたいです。




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