日本遊技関連事業協会は1月、昨年実施した来店客アンケート「パチンコ・パチスロファンアンケート調査2015」の結果を公表した。その分析をもとに日遊協が導き出した結論は、遊技者を増やすために重要なことは、「現在ホールに来店している遊技客の離反防止対策を最優先で講じる」ということだった。
「パチンコ・パチスロファンアンケート調査」は、日遊協、都遊協青年部、九遊連青年部が共同で実施し、全国の加盟ホール店内で来店客を対象に毎年実施している。今回は昨年10月中旬から11月上旬に行い、ホール企業35社136店舗内で2205人から回答を得た。
パチンコ・パチスロに対する総合的な満足度と継続意向の二つの結果をクロス集計したところ、満足度が高いファンほど継続意向者が多い傾向が確認できた。一方で不満足度が高いほど、継続意向を示さなかった人の割合が多い。
継続意向を遊技頻度別に見ると、週に1回の中頻度、月2回以下の低頻度と頻度が低くなるにつれて、積極的な継続意向を示すファンの割合は減る。属性別で見ると、継続意向を示さなかった人の割合が多かったのは、女性10から20代、男性10から20代だった。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン3/21号に掲載〕
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