今回は私の地元、長崎県が誇るテーマパーク「ハウステンボス」について。このニュースを目にした人も多いのではないでしょうか。
ハウステンボス、自動運転バス導入へ パーク内で実証実験(日経新聞)
ハウステンボス内で実験的に自動運転バスに走行させるとのこと。安全性などが確かめられれば変更していくようです。
しかも、この記事は他にも面白いことが書いてあります。
ロボット王国
「変なレストラン」、「ロボットの館」
現在、ハウステンボスは「花の王国」「光の王国」「ゲームの王国」「音楽とショーの王国」「健康と美の王国」の5つの王国を楽しめます。これに6つ目の王国「ロボット王国」を開くようです。
IBMワトソンで接客などを学習していくロボット店長、料理長がいる「変なレストラン」。ロボットに関する体験ができる「ロボットの館」などをオープンする予定。
変化するハウステンボス
ハウステンボスは過去に経営不振となりましたが、旅行会社のエイチ・アイ・エスのもとで見事に回復を遂げているテーマパークです。それどころか、まだまだ進化を続けています。
2015年7月には、ロボットが接客をする「変なホテル」を開業しています。(ロボットが接客。これって変?)
フロントやポーターなどがロボットです。これだけでも十分面白い試みです。実はこの「変なホテル」はローコストにこだわっています。ロボットが接客するので、人件費はもちろん抑えられます。あと部屋にはテレビ、冷蔵庫を設置していない。さらに空調は輻射方式の冷暖房パネル(ひだひだになっているパネルの中を水を通して室温調整するやつ)。電気代も抑えているのです。
まだまだ続きます。2016年1月には無人島購入が話題になりました。(無人島をテーマパークに!攻めるハウステンボス)
無人島にファミリー向けのリゾート施設を作り、ハウステンボスと船でつなぎます。来年にはオープン予定と動きの早さも見せています。さらに他の無人島なども購入を考えているとのことです。長崎全体がテーマパークになるかもしれません。
このようにハウステンボスは、最近常に話題をつくっています。
ハウステンボスはまるでIT企業
ハウステンボスは、「変なホテル」「ロボットの王国」「自動運転バス」など最新技術を駆使したテーマパークに変貌しています。(オランダとは、徐々に関係なくなってきている感じはありますが)
ハウステンボスは、考えがまるでIT企業です。話題を集め、集客し、その中で改善していく。これからの時代に合った考えだと思います。
今回は、ハウステンボスの新たな動きについて書きました。ちなみに「変なホテル」は国内外にも展開予定のことです。
もう少し暇つぶし…
人工知能やロボットが料理したり、レシピを考案する技術の研究は世界で進んでいます。
IBMの人工知能がレシピを考案!?(TABI LABO)
一流シェフ並みの料理が、どこでも安く食べられる世界も近づいていますね。
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