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お父さん頑張れ!子育て世代のママにメバルの煮付けを食べて欲しい理由

こんにちは。

広島の料理ができるイクメン、2児のパパです。

「子育て世代のママには、たまには息抜きが必要」




ということで、お魚料理をツマミに忙しい家事育児を忘れ、お酒を飲みながら楽しい時間を過ごしていただく「第3回ママ友会」を開催させていただきました。

ママ友会、3回目のお料理内容はこんな感じです。


旬の貝を食べ比べてもらいたい


黒ミル貝、白ミル貝、サザエの話。1個当たりのお値段は値段は 黒ミル貝>白ミル貝>サザエになり、黒ミル貝がぶっちぎりで高価ですが白ミルも十分うまい。今回は今が旬の貝を食べ比べていただくため、魚の刺身とは別に3種類を盛り合わせました。

黒ミル貝


通称、黒ミル貝は大型の2枚貝で軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目バカガイ科オオトリガイ亜科ミルクイ属に分類され、正式名称はミルクイ。市場や魚屋ではミルガイ、白ミル貝と区別するため黒ミル貝と呼ばれます。

ミル貝の中では最も高価で、大型になると1個1,000円以上することも。

食べ方は刺身、バター焼きなど。刺身は殻から外し、さっと熱湯につけることで水管部分(黒く細長い部分)の皮を剥ぎ、水管、ヒモ、貝柱を刺身にする。ワタの部分はとてつもない旨味が詰まっているので捨てたらモッタイナイ。バター焼きなどでいただきましょう。

白ミル貝


分類は軟体動物門二枚貝綱オオノガイ目キヌマトイガイ科、正式名称はナミガイ、通称は白ミル貝。どちらもミル貝と言われるが、バカガイ科のミルクイ(黒ミル)とキヌマトイガイ科のナミガイ(白ミル)がある。

ちゃんとした料理屋、寿司屋ではナミガイは代用品的なもので、ミルクイを「本ミル」、ナミガイを「白ミル」と呼び分けている。しかしながら白ミル貝も旨味、甘みがあり、食感も良いため十分美味しい。価格は1個400~600円程度。

刺身の作り方は黒ミル貝と同様、殻から外し水管をさっと湯通し。皮を剥いて適度なサイズにスライスする。

サザエ


分類は軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目サザエ科リュウテン亜科リュウテン属サザエ亜属、正式名所はサザエ。英名はSpiny top-shellとそのまま。

生息地によって突起があるものと無い個体に分かれる。瀬戸内海産は突起が無いものが多い。

言わずと知れた最もポピュラーな貝で、刺身、ツボ焼き、煮物、蒸し物、サザエご飯、バター焼きなんでも美味しい。

今回調理した貝は4月から6月が産卵期で3月4月が最も美味しいとされる。


上がサザエ、左が黒ミル貝、下が白ミル貝の刺身。

新鮮な貝ほど刺身に切った後に身が反り返り多少縮みます。

貝類を問わず、美味しい刺身の食べ方は切って直ぐ食べる。冷蔵庫に入れない。スーパーのパックの刺身とは手間賃分味は違います。

以上、メンドクサイこと述べましたが、貝類の刺身はそれなりのお店で食べるとそれなりのお値段、安価な物は冷凍モノだったりするので自宅で作るとお得に食べれる料理のひとつです。

貝から外すところまでは魚屋でお願いできますし、その後の調理はクックパッドにいくらでも載ってますのでチャレンジしてみるのは如何でしょうか。


お家飲みで煮魚を作る理由


これは私が作りたかったから作った今が旬のメバルの煮魚。なんでかというと皮がはじけ身が反り返るような新鮮なメバルを甘辛く強火でさっと煮ると、絶対にウマいからです。

※刺身になるような新鮮なメバルとは言え、煮付ける前にさっと熱湯をかけ、ウロコや汚れを取り除くのが吉


もう一つの理由はメバルの煮付がウマいのは皆さんご存知だと思うんですけど、子育て世代のママ達は子どもや、いつも飲み会、外食で美味しい物を食べてる旦那さんの料理を優先するため、熱々の料理がアツアツで食べれなかったり、メバルのように子どもが食べ難いメニューは家庭で食べる機会が少ないのではと思ったこと。

正直、お酒のツマミに合うとは言えませんが、熱々の煮魚をハフハフ言いながら楽しんでいただけたのは良かったと思います。


エブリイの和牛


お肉は今回、魚と一緒に広島の激安スーパー、エブリイで購入しました。

いつもは近所の和牛専門店で宮崎和牛A5のお肉を利用していますが、今回はエブリイでも宮崎和牛があったこと、近所のお店と比べ、グラムあたり300円近く安価だったことから、差額で他の食材を購入することにしました。

アコウや黒ミル貝など、お魚通向けの品揃えではノムラストアーやマルナカに一歩譲りますが、お買い得品から和牛まで揃えるエブリイもとても良いスーパーです。


お肉はローストビーフとミニステーキの2品作りました。

ステーキは3回連続になってしまったので、次回は別の料理で召し上がっていただくよう、メニューを考え中です。


今回、ママたちに楽しんでもらう以外に私の裏テーマは「ママたちの胃袋のサイズを測ること」

これが分らないと食材の質と量のバランスを図ることができず、買い出しの意思決定が困るのです(マグロの大トロを買うか、合わせて同じ値段となる鯛と鯵を買うか、という判断)

というわけで荒業になりますが、今回ママたちにはお腹がはち切れるまで料理を食べていただきました。

ボーダーラインが分ったところで次回はちょうど良い美味しい料理が出来るハズ。何事も継続的な改善がより良いサービスを提供する唯一の手段です。

今回作った料理


地エビの唐揚げ
旬の貝、盛り合わせ(黒ミル貝、白ミル貝、サザエ)
メダカカレイの姿造り
刺身盛り合わせ
 ・養殖の鯛
 ・小イワシ
 ・ブリ
 ・鯵
アスパラと魚介類のバター焼き(ホタテ、スルメイカ、ミル貝のワタなど)
和牛ステーキ(ミニ)
和牛ローストビーフ(ミニ)
殻付牡蠣の焼き牡蠣
スルメイカのワタ焼き
メバルの煮付
鯛の水炊き
鯛しゃぶ
大根サラダ


最後になりますが、その「見た目」からミル貝とアワビをとなりに並べるのは法律で禁止されています。

意味が分からない人はTwitterで質問してくださいね。

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